スマートフォンとタブレットでは、充電に必要な出力(アンペア)が違う。スマートフォンは1A程度、タブレットでも使うなら2.1A以上出力できる製品を選びたい(図1)。特に注意したいのは、1端子ごとの最大出力だ。複数の端子がある製品では、出力値に2端子の合計の値を記している製品もある。最大2.1A以上で出力できる端子が、1つ以上あることを確認しよう(図2)。

●2.1A以上出力できるものを選ぶ
図1 充電に必要な出力は、スマホなら1A程度。タブレット(iPad やNexus 7 など)は2.1A で充電する
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※最新機種では1.5A以上必要なものもある

●2台同時に充電する場合は1端子ごとの出力に注意
図2 USB端子が2つ以上ある製品では、1端子の最大出力値を確認しよう。特に注意したいのは、出力値の合計値を表示している場合だ。合計3Aとうたっていても1端子当たり1.5Aまでという製品がある。こうした製品だと、2.1AのiPadなどをフル充電するには時間がかかる
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