バッテリー長寿の秘訣【ノートパソコン編】
目次
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別のパソコンのACアダプターは使っても大丈夫?
ACアダプターを自宅に置いて会社に来てしまった。でも、手元に古いパソコンのACアダプターがある。電圧や電流の数値も似たようなものだし、サイズもピッタリ。挿して使ってしまおうか――。
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“継ぎ足し充電”しても大丈夫?
かつてのノートパソコンで使われていたニッカド電池などには「メモリー効果」と呼ばれる現象がある。完全放電せずに再充電すると、その充電レベルを記憶してしまう現象のことだ。この状態で使うと、バッテリー容量が残っているにもかかわらず、記憶されたレベルで電圧が下がり、そこから先は使用できなくなってしまう。そ…
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バッテリーを交換したい!
バッテリーが本当にへたっているのかどうか、どうすれば確認できるのか。Let's note RZ4など、ユーティリティソフトが付属する製品の場合は、そのソフトでチェックすればいい。そうしたソフトがない製品の場合は、Windowsの「Powercfg」コマンドを利用しよう(図1)。
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バッテリーはなぜ“へたる”のか?
以前に比べ、バッテリーの持ちが悪い――。そうした疑念を感じていたら、それはバッテリーが“へたっている”せいかもしれない。実際、2013年1月から使用しているパソコン「ThinkPad X1 Carbon」で現在の満充電容量を見ると、工場出荷時の状態に比べ約72%に減っていた
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バッテリーのインジケーターは信用できる?
Windowsのデスクトップ画面の右下にある電池の形をしたアイコン。ここにマウスのポインターを当てると、バッテリーの残り駆動時間や残容量が表示される(図1)。この数字は、どこまで当てになるものだろうか。
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ストレージの種類で駆動時間は変わる?
ハードディスク(HDD)を採用したパソコンとSSDを搭載したパソコンで、ほかの仕様が全く同じ構成だとしたら、どちらの方がバッテリー駆動時間は長いのだろうか。一般に、SSDの方が消費電力が低いといわれるが、ノートパソコン全体にまで影響を及ぼすものなのか。
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バッテリーの動作原理って?
ノートパソコンのバッテリーはどういう仕組みで動いているのだろうか。次はバッテリーの動作原理を見ていこう。現在用いられているバッテリーはリチウムイオンが主流だ。バッテリーには、内部に複数個の「セル」のほか、精密な充電回路と保護回路が詰められている
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バッテリー駆動時間を延ばす設定とは?
ノートパソコンのバッテリー駆動時間を少しでも延ばしたいと思ったらどうしたらよいか。お勧めしたい手段は図1に挙げた通りだ。まずは、「電源プラン」で「省電力」モードを選ぶことだ。Windowsのデスクトップ画面の右下にある通知領域に、バッテリーのアイコンがあるはずだ。
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スリープとシャットダウン、どっちが得?
パソコンでは作業を終えたら「シャットダウン」と「スリープ」の2種類の動作を選べる(図1)。前者は完全に電源を切る。後者はメモリーへの電源供給は止めず、少しずつ電力を消費する。
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カタログの数値は正しいの?
パソコンのカタログや、メーカーのWebサイトなどでノートパソコンの仕様を見ると、2種類のバッテリー駆動時間が書いてある(図1)。どう判断すればよいのだろうか。
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CPUはそれほど“大食い”なのか?
大電力を消費するCPU。これを抑える方法はあるのだろうか。実は、ユーザーが手を加えずとも、CPUには自動的に消費電力を抑える機構が備わっている(図1)。
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バッテリーを食うのは何が原因?
ノートパソコンのバッテリー駆動時間を左右するのはいったい何だろうか。駆動時間をできるだけ引き延ばしたいと思ったら、まずは何が原因かを突き止める必要がある。