セミナーの成功を大きく左右するセミナーコンテンツの企画は、ご担当者様であれば一度はお悩みになることかと思います。今回はセミナー講演内容などの「セミナーコンテンツ企画」に焦点をあてて、成功に繋げるセミナー企画の5つのポイント」をご紹介させていただきます。
1.セミナー開催の目的を明確にする
セミナーの企画時、一番初めに抑えておくべき最も重要なポイントが、「セミナー開催の目的を明確にすること」です。この目的次第で、セミナーが成功か否かを判断する基準にもなりますので、より明確な目標を設定しましょう。
セミナー開催の目的として、以下のような目的が挙げられます。
- 新規顧客の獲得
- 既存顧客のフォローアップ
- 商品の体験促進
- お客様との関係性作り
など
どの目的で開催するかにより、後に続くポイントであるターゲティングやメリット
2.ターゲットとする方の関心に沿った内容か
目的が決まったら、ターゲットが決まります。目的が新規開拓であれば見込み顧客、既存顧客のフォローアップであれば既存顧客がターゲットになります。ただ、見込み顧客と言っても幅が広いので、「情報収集段階の人」に向けたセミナーなのか、「比較検討段階の人」に向けたセミナーなのか、など、具体的なターゲットを決めておきましょう。
そこまでイメージできたら、「そのターゲットの関心とニーズに沿ったセミナー内容」決めていきます。
例えば、セミナーを以下のような内容で開催したい場合、ターゲットの「関心」がどこにあるか?を考えてみましょう。
- セミナー開催目的:新規顧客の開拓
- 販売したい商品 :SFA(営業支援ツール)
- ターゲット :営業人員5名以上の営業部長
この場合のターゲットの関心を、以下のように想定します。
- 売上
- 営業数字向上
- 営業の効率化
- マネジメントの統制
- 各営業担当者の営業成績
- 活動管理
- 営業数字の集計
- 結果報告の効率化
※想定した関心範囲が、セミナーの企画内容に盛り込まれているかが重要になりますので、出来れば営業現場の声や過去のお問い合わせ内容などを参考にすると良いでしょう。
更に、この想定した関心範囲を、セミナー内容に落とし込みます。
例えば、
- 営業マネージャーのための売上アップセミナー
- 営業担当者の営業成績を均一化させる営業ノウハウセミナー
- 営業数字の見える化で、売上向上を目指すセミナー
など
ここで落とし込んだ内容を、次のポイント以降でより具体的にタイトルやコンテンツに盛り込んでいきます。
3.タイトルに魅力があるか
セミナー内容の概略が決まったら、魅力的なタイトルに変換していきます。タイトルはコンテンツの詳細や集客にもつながりますので、自分だけでなく営業現場の方などにも意見をもらうと良いでしょう。
先程挙げた内容を、タイトルに落としてみましょう。
- 営業マネージャーのための売上アップセミナー →「営業マネージャー限定!売上を上げる営業組織『5つの秘訣』徹底解説」
- 営業担当者の営業成績を均一化させる営業ノウハウセミナー →「営業部『全員』が1年以上ノルマ達成出来る組織とは?ノウハウ公開セミナー」
- 営業数字の見える化で、売上向上を目指すセミナー →「営業数字の『見える化』売上20%向上!?事例紹介セミナー」
一般的な話にはなりますが、以下を意識していただくと良いでしょう。
- 数字を入れる
- 『』や!などの記号を活用する
- 「限定」や「無料」など、わかりやすいメリットを入れる