メールの形式には文書のみで構成される「テキストメール」と、画像の挿入や文字加工で見た目を整えた「HTMLメール」があります。メール配信を行うときに担当者が頭を悩ませるのは主に「配信内容」や「タイトル」ですが、その形式については、土台に上がるタイミングが意外と少なかったりします。
今回は、テキストメールとHTMLメールについて、その特徴と共に比較をしてみたいと思います。
BtoBではまだまだテキストメールが主流
一般社団法人日本ビジネスメール協会が発表している「ビジネスメール実態調査2015」でも、「仕事上、メール形式は通常何を使っていますか」という質問に対して、「テキスト形式」と回答している人が80%を超えているのに対し、「HTMLメール形式・リッチテキスト形式」と回答しているのは13%しかいません。
(参照:http://businessmail.or.jp/archives/2015/07/01/4002)
日々配信されるメルマガを見ていても、会社のメールアドレスに届くものはまだまだテキストメールが大半ですし、個人のメールアドレスに届くものはHTMLメールの方が多いです。やはり、BtoCに比べても、BtoBのメルマガではまだまだHTMLメールは少ない印象です。
「テキストメール」と「HTMLメール」の特徴と違いを把握する
では、「テキストメール」と「HTMLメール」はそれぞれどのような特徴があるかを見ていきましょう。