近年、「インサイドセールス」という営業手法が注目され始めています。インサイドセールス部門の立ち上げを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事ではインサイドセールスをおこなう時のインフラとなるツールをご紹介します。
そもそもインサイドセールスとは何か
インサイドセールスとは、お客様先に訪問せず、電話やメールなど非訪問の手段を使ってお客様とコミュニケーションを取る営業活動のことを言います。反対に、訪問を行う営業をフィールドセールスと言います。インサイドセールスが注目されている背景として、購買プロセスの変化や情報収集手段の変化、安価なクラウドサービスの台頭なが挙げられます。このような変化から企業側は、見込み顧客の見込み度合いに合わせた対応と、そもそもの営業活動の効率化が必要になってきています。
従来の営業活動では、営業が初回の接点からアポイントの取得、商談、受注までの全てのプロセスを行うことが主流でしたが、見込み度合いの低いリードも含めすべてに訪問をしていてはとても非効率です。こうした非効率を改善するために、インサイドセールスとフィールドセールスの得意な領域を活かして、営業のプロセスを分業するという方法があります。
受注までの営業プロセスを以下のように大まかに分割してみます。