「コンテンツマーケティング」に注目が集まり多くの企業がサイトづくりに注力する中、自社サイトを改めて眺めてみると、ユーザビリティやコンバージョンの低さに課題を感じることも多いのではないでしょうか。
成果を最大化するためにユーザビリティの向上は必要不可欠なポイントですが、いざサイトリニューアルをしようと思い立っても、ただ「デザインをきれいにする」だけでは成果を出すことができないばかりか、ただ時間とコストを消耗するばかりです。
そこで今回は、より効果的に、より意味のあるサイトリニューアルを行い、Webサイトを自社製品・サービスの強力な営業ツールにするための5つのポイントをご紹介します。
ポイント1:サイトの問題点を洗い出す
サイトのリニューアルを行う際には、まず「なぜ今、リニューアルするのか?」を明確にすることが大切です。目的を持たず、ただコンテンツの順番を並べ替えたり、見た目のデザインをきれいに整えたりするだけでは、今ある問題を解決してWebサイトの効果を最大限に得ることはできません。まずは自社サイトの持つ役割を認識し、その役割を達成できていない場合には問題点を挙げていきます。
■サイトの役割
お問い合わせ(リード)を獲得する
■問題点
・アクセス数が少ない
・お問い合わせの確度が低い
更に、問題点の要因を深堀りして、ボトルネックを洗い出します。
・アクセス数が少ない
→ 自然検索順位が落ちている
→ Webサイトの更新やコンテンツの追加を行っていない
・お問い合わせの確度が低い
→ 自社サービスに合わないお問い合わせが多い
→ 製品ページの情報が少ないため、どのような製品かわかりづらい
以上で挙げたボトルネックを元に、「コンテンツページなど、更新性を持たせたサイト作り」や「製品ページを判り易い構成にする」などの目的を固めていきます。