リニューアルで自社のサイトが新しく綺麗に生まれ変わるのは、Web担当者なら誰もが嬉しい事ですよね。私も何度かリニューアルを行ったことがありますが、パートナー選定からプロジェクトの管理進行、各種意見のとりまとめ・・・リニューアルにはパワーがかかります。そんな苦労を乗り越えて新しいサイトがリリースされた時の達成感は大きいですよね。
しかし、Webサイトはリニューアルして終わりではありません。むしろ、その後の改善と検証が重要なのです。自社のサイトがターゲットユーザーにとって最適化されているのか、UI・UXは現状がベストなのか、といった観点で継続的に改善をする事で、サイトの成果向上につなげる事が出来ます。
今回は、成果を高めるリニューアル後のサイト改善について5つのステップをご紹介します。
STEP1:KPIを設定する
リニューアル後のKPIは設定していますか?
リニューアルのスタートは、「古くなってきたから」「担当者が辞めてよくわからないから」「リニューアルしたらもっと成果が伸びそう」などなど、意外とあいまいな動機から始まることも少なくありません。
そのまま進めてしまうと「リニューアルすること」自体が目的となってしまいますので、まずは課題や目的をもう少し深堀していきましょう。何はともあれ数値目標を決めなければ、リニューアルの成果がどうだったのかゴールが曖昧になってしまいます。一般的にはCV数をKPIとして設定することが多いですが、目的によっては以下のような指標も参考にしてみてください。
- ユーザー来訪数
- 平均サイト滞在時間
- 閲覧ページ数
- 直帰・離脱率
- リピーターの割合
など