近年、Webの広告施策のトレンドとして広まり始めた「DMP」。Web広告やマーケティングに関わる方であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 自社にあった良いサービスであれば活用したいけど、実は詳しくわからない…という方向けに、「DMPはどんなものなのか」「どんなことができるのか」をお伝えします。

 また、その上での検討ポイントについても最後にまとめています。

そもそも、「DMP」って?

 DMPとは「Data Management Platform(データ マネジメント プラットフォーム)」の略で、簡単に説明すると「インターネット上に蓄積された様々な情報データを管理するためのプラットフォーム」のことです。

 ここで言う“情報データ”とは、ユーザーのデモグラフィック情報や興味関心、企業独自で保有しているマーケティングデータ(購買行動など)のことで、DMPではこの情報データを以下のように大きく2つに大分しています。

オープンDMP
様々なデータ提供企業が保有している「Webサイト行動履歴」や「年齢・性別などの属性情報」などのデータを蓄積・管理するプラットフォーム。自社だけでは把握できない様々な情報や属性を取得することができる。

プライベートDMP
自社独自で保有している購買履歴や行動履歴、興味関心、部署などのマーケティングデータと外部のデータを組み合わせて蓄積・管理をするプラットフォーム

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。