「顧客視点を持った」企業が、顧客とコミュニケーションをすることを目的に、自社が持つ様々な顧客タッチポイント(およびそこから得られる情報)を有機的に結び付けること、そしてそれを生かして活動することを「オムニチャネル」といいます。本連載では、オムニチャネル実現のための戦略や業務、仕組み(システム)を包括的に論じていきます。

小笠原英彦(おがさわら ひでひこ)
SAS Institute Japan
ソリューションコンサルティング第1本部 Customer Intelligenceグループ 部長
小笠原英彦(おがさわら ひでひこ) 総合電機メーカーのDB・ETL製品開発・ソリューション導入のディベロッパー、SEを経て、IT系コンサル会社に転職し、顧客戦略などのCRM系プロジェクトや情報系システム構築に従事。2004年にSAS Institute Japanに入社し、銀行や流通小売業向けのイベントベースド・マーケティングやOne to Oneマーケティングソリューションの導入コンサルティングを多数経験。現在、アナリティクスを中核とした次世代マーケティング・プラットフォームの実現に向け、日々活動中。