この連載では、メールマガジン配信の目的を“顧客の育成”“接点の増加”に置き、今の時代に合ったメルマガの活用を提案します。大量配信や成果だけにとらわれてメルマガに失敗した方、やり方が分からずに始められなかった方に、成功するメルマガのポイントを分かりやすく解説していきます。
筑波大学人間学類（認知心理学）卒業。広告代理店勤務を経て2003年、日本で唯一のメルマガ専門コンサルタントとして独立。起業当初から発行しているメールマガジン「平野友朗の思考・実践メルマガ【毎日0.1%の成長】」（旧：メルマガ成功法）では、12年間で1,300回以上のコラムを配信。現在は平日日刊。日本経済新聞、NHKなどメディア掲載多数。著書22冊。
「メルマガ」と「ステップメール」の違いで悩む方がいるようです。恐らくメルマガについて調べようとすると「ステップメール」という言葉も頻繁に出てくるからでしょう。人によっては、両者を一緒にして「メルマガ」と呼ぶこともありますし、明確に分けて呼ぶこともあります。今回は、メルマガとステップメールの違いと、…
今回も、メールマガジンを実際に運用している「中の人」からの質問に答える方式で、日ごろメルマガを作成して直面するであろう悩みに応えていきます。今回の悩みは、メルマガの効果測定の考え方です。
今回は、メールマガジンを実際に運用している「中の人」からの質問に答える方式で、日ごろメルマガを作成して直面するであろう悩みに応えていきます。具体的な社名や業種などは公開していませんが、質問したのは皆、実際にメルマガを編集している担当者です。
自社のソリューションを知ってもらいたい。顧客接点を持ちたい――。毎年、多くの企業が展示会に出展しています。私も展示会には年間、数回足を運んでいます。新しい技術との出会いも楽しみなのですが、営業されることが何より楽しいのです。ところが実際に営業を受けてみると、残念に感じることが多いのです。展示会を「…
今、断言できること。それは、「メルマガの効果は落ちる一方」だということです。メルマガが、営業ツールやPRツールとして定着したのは、今から15年くらい前です。当時はメルマガを出しさえすれば売り上げにつながり、ちょっと工夫をするだけで読者をドンドン集められました。
「読者が何人だったらメルマガは成功しますか？」今まで何度となく繰り返し聞かれた質問です。多くの方が、読者数ばかりを気にしてしまいます。読者数は、多ければ多いほどよい。1万人以上いないと成功しない――。いろいろな噂を聞いたことがあります。しかし、これらは全て誤解です。この誤解の罠から抜け出すことが、…
「読みたい・読みたくなるメルマガ」と「読みたくない・読みたくなくなるメルマガ」――。世の中には大きく分けると、この2種類のメルマガが存在します。前者は、スクロールする手が止まらず、のめり込んで読み進めます。後者は、すぐにゴミ箱行き。両者の差は、どこにあるのでしょうか。
メルマガの読者数が増えれば、売り上げが伸びる。クリック率が高まれば、売り上げが伸びる――。そう短絡的に考えてはいけません。メールマーケティングを成功させるためには、何度もいうように、目的と全体設計が大事なのです。 メルマガを通じて、誰に、何をしてほしいのか。望む反応を得るために、メルマガで情報を発…
連載の第1回では「メルマガは“つながり”を生み出すツール」と題して、メールマガジンの目的を決めることが重要であると説明しました。目的を明確にしたら、さあ、メルマガを書きましょう。とはいえ、なかなかスムーズにはいかないものです。文章やレイアウトに関する悩みも出てきます。メルマガの明暗を分けるもの。そ…
メールは時代遅れ？とんでもない！
メールマーケティングの必要性が高まるにつれ、メールマガジン（以下、メルマガ）の発行者も増え、施策の難易度が高まっています。今こそ、何のためにメルマガに取り組むのか、どのような目標を設定するのか、メルマガを活用することで直近では何を求めるのか、中長期におよび何を期待するのか。これらをしっかりと考えな…