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 シリーズ4作で合計300万本。第1作が63万本─。20~30万本売れれば大ヒットとされる家庭用ゲーム市場で好調なのが、バンダイナムコ エンターテインメントが手掛けるハンティングアクションゲームシリーズ『ゴッドイーター』だ。

 PlayStationの携帯型ゲーム機と家庭用ゲーム機の両方で楽しめるこのゲームの舞台は、巨大モンスター「アラガミ」によって荒廃した近未来の世界だ。ユーザーは専門部隊の仲間とともにアラガミを討伐する。

 2010年2月の第1作からの特徴は「部隊のメンバーが知らないところで陰謀が渦巻いていた」といった劇的なストーリーや、個性あふれる登場人物たち。クリアが難しいゲームにもかかわらず、多くの中高生ゲーマーを魅了している。

 シリーズを統括しているのが、富澤祐介第1事業本部第2ディビジョン第6プロダクション3課アシスタントマネージャーだ。新作発売後の調査では、中高生の仲間入りをした顧客が、新規に購入する動きを捉えている。「中高生に普遍的な魅力を提供できている」と話す。

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