第3回 選択と集中を続けるソニー、IoTに賭けるサムスンの勢力図
出典:ITpro 2015/01/21
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
米ラスベガス・コンベンションセンターや主要ホテルなど、CES2015の展示エリアは広大な面積を占めている。その中でも特に大型のブースを出展することで存在感を示したのが、ソニーとサムスンだ(写真1 )。
写真1●CES2015のソニーブース(写真左上、右下)とサムスンブース(写真右上、左下)
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特集第3回は、スマートフォンやテレビ、ウエアラブルなどで競合している両社について、両社の展示の特徴を詳しく見ていきたい。
ソニーは4K、ハイレゾなど強みを持つ製品に特化
CES2015開幕前日の1月5日(現地時間)にソニーが開催したプレスカンファレンスでは、4Kやハイレゾオーディオ、ハンディカムなどの新製品を発表。ソニーが強みを持っている製品を強化しつつ、「Life Space UX」やスマートウエアなど、新たな方向性を模索する形となった(関連記事:ソニーの4KテレビはAndroid TVを採用へ、平井社長が発表 )(写真2 、写真3 )。
写真2●ソニー代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)の平井一夫氏
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写真3●「Life Space UX」のコンセプトに基づいた製品群
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