アップデートの怪現象、原因と対策を探る
パソコンを購入したら、真っ先に実行したいのがOSやソフトのアップデート。日々更新しなければ、パソコンをまともに使うこともおぼつかない。ところが、アップデートを実行することで、原因不明の更新失敗や突然の再起動など別のトラブルに巻き込まれることがある。こうしたアップデートにまつわる怪現象の原因を探り出し、その対策について解説する。
目次
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[ハード編]ソフトの常識が通じない?ハードの世界の決まり事とは
多くのパソコン製造元は、自社製品向けの更新プログラムをサポートサイトなどで公開している。その際、周辺機器向けとしてドライバーだけでなくファームウエアを提供していることがある。どちらも周辺機器を制御するソフトには違いないのだが、差が分からず戸惑ってしまうユーザーもいるだろう。
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[Windows Update編2]席を外している間に再起動する怪現象 ほか
いったん席を外して戻ってきたら、作業中のデータが保存されずに強制再起動されていた、なんてケースに遭遇したことはないだろうか。このようなトラブルの多くは、Windows Updateの動作に伴うものだ。
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[Windows Update編]自動更新なのになかなか適用されない不思議 ほか
パソコンにあるアップデートで最も重要なのが「Windows Update」機能だ。定期的に専用サーバーにアクセスし、セキュリティの脆弱性やソフトの欠陥などWindowsに関する不具合を修正する「更新プログラム」をダウンロードおよび適用する仕組みだ。
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[総論]アップデート作業の謎、ミスはないのになぜトラブルに?
Windowsに限らず、ソフトはよく“生もの”に例えられる。この業界は進歩が早く、どんなに最新技術を満載したソフトでもすぐに陳腐化してしまうからだ。また、ソフトはプログラムの欠陥(バグ)が付きもの。多くのユーザーが利用することで、動作の不具合が次々に見つかるようになる。公開当初のみずみずしさは次第…