Windowsはセキュリティ上の問題があると自動的に対処したり、警告を表示したりする。警告の意味を理解し、対処方法を理解しておこう。

Windowsファイアウオールとウイルス対策

 Windowsはファイアウオールとウイルス対策ソフトが設定されているかどうかを定期的にチェックし、設定が不適切な場合には画面右下の通知領域に、「アクションセンター」からの通知としてメッセージを表示する(図1)。メッセージが表示されたら、ファイアウオールやウイルス対策の設定を見直す必要がある。

図1 「アクションセンター」の通知をクリックすると、通知に即した設定画面が表示される
図1 「アクションセンター」の通知をクリックすると、通知に即した設定画面が表示される
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 ファイアウオールは外部からの通信のうち、必要なものだけを通過させ、不要なものは遮断する機能だ。Windowsが標準で備えており、これをオフにすると外部からの不正侵入や情報漏洩などの被害に遭いやすくなる。

 また、ウイルスやスパイウエアなどはWebページやメール、フリーソフトなどに紛れて侵入してくることも多く、ファイアウオールだけでブロックすることはできない。そこで、専用のウイルス対策ソフトが必要となる。

次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?

 「ユーザーアカウント制御(UAC)」は、アプリのインストールを認めるかどうかをダイアログで確認する機能だ(図2)。アプリをインストールするには、利用しているアカウントの種類が「管理者」である必要がある。その他のユーザーなら管理者としてログオン(サインイン)し直そう。

図2 UACは管理者権限を持つユーザーであっても、そのままアプリをインストールさせず、確認を促す
図2 UACは管理者権限を持つユーザーであっても、そのままアプリをインストールさせず、確認を促す

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