仕事を進めるにあたって、いつでも必要なときにサッとメモを取れることは重要です。IT担当者の場合も、IT機器のスペックや動作状況に関する数値や、ふと浮かんだアイデアなどをメモに書き留めることがよくあると思います。それらのメモが、ミスの防止などに役立つケースも珍しくありません。
気軽にメモを取れる環境は、文具を厳選すればある程度整えられます。便利で使いやすい文具があるからメモをする習慣がつき、ひいては「メモ力」のアップにつながるのです。今回は、メモ力をアップさせるのに役立つ、愛着がもてる文具を紹介します。参考にしてみてください。
使いやすいシックなメモ帳とボールペン
常に胸ポケットなどにメモ帳とボールペンを入れておくことは、いつでもどこでもメモが取れるようにする一つの方法です。しかし「この方法を実践しているが、なかなかメモする習慣がつかない」という人もいるのではないでしょうか。このような場合は、使いやすさとともに、愛着が持てるシックな製品を選んでみるとよいでしょう(写真1)。
まずメモ帳でお薦めなのが「ななめリングメモ」(印刷加工連、メーカー希望小売価格は税別600円)です。その名の通りリングがななめについた斬新なデザインで、これがメモ紙のめくりやすさにもつながっています。サイズは70×120mmで、片手で持ちやすい大きさです。
さらに表紙は革のような特殊紙を使用していて耐久性に優れ、ゴムバンドで閉じることができます。中のメモ紙がヨレヨレになりにくい構造になっているのです。メモ紙は、書き心地のよい無地を採用しています。このメモ帳が品質だけでなく、機能性・デザイン性まで追求できているのは、得意分野が異なる複数の印刷加工会社の技を集結して作った製品だからだと思います。