斬新なアイデアが活かされた文具を見ると、使ってみたくなるものです。少しでも自分に必要と思えるものは、買って損はないでしょう。作業効率がアップするだけでなく、使っていて楽しめるものも少なくありません。今回は、仕事で使える好奇心をそそる文具を紹介します。気になるものがあれば、ぜひ使ってみてください。

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フリクション以外のノック式「消せるボールペン」

 ノック式の消せるボールペン「フリクションボール ノック」が誕生して7年。今では文房具店だけでなく、コンビニでも見かけるほど圧倒的な人気となっています。

 ところが今年の1月、三菱鉛筆もノック式の「消せるボールペン」を発売しました。フリクションファンなら、どのくらいの実力なのか、試してみたくなるかと思います。

 「ユニボール アールイー」(三菱鉛筆、メーカー希望小売価格は税別180円)の最大の特徴は、ノックする部分と消し具が、同じヘッド部分にあるところです(ロック機構により、消すときは消し具が固定される)。つまり、従来のノック式ボールペンと同じ機構になっています。

 「フリクションボール ノック」はサイドのクリップ部分をノックする機構になっているため、少々使いにくさを感じている人もいるかもしれません。このような人には、「ユニボール アールイー」の機構は画期的でしょう。

 ただ、消すときはキャップを外さなければならないため、煩わしく感じる人もいるかと思います。逆に、消し具部分が汚れなくていい、という人もいるでしょう。肝心の書き味と消し味ですが、「フリクションボール ノック」と同じレベルで完成度は高い、といえます。つまり、デザイン性、機構の好みでどちらを選んでも、大きな失敗はしないと言えます。

写真1 ロック機構の採用により、ノックする部分と消し具が同じヘッド部分にある「ユニボール アールイー」。全8色のラインナップ
写真1 ロック機構の採用により、ノックする部分と消し具が同じヘッド部分にある「ユニボール アールイー」。全8色のラインナップ
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