「便利な文具があったら欲しい」という人は多いと思います。近年は便利な文具が増えており、探せばより自分に合ったものが見つかる可能性は高いといえます。しかし、文房具店に出向くことを大変だと感じたり、長年使っているお気に入りのものがあったりして、実際に探すまでには至らず「もっと気軽に文具をチェックできればよいのに」と感じている人もいるかもしれません。

 そんな人にお勧めなのが、コンビニの文具コーナーをチェックしてみることです。たくさんの文具が置かれているわけではありませんが、POSシステムによる独自のデータ分析により、厳選されたものが並んでいます。コンビニならいつでも、どこにいてもチェックできるため、新定番になり得る可能性を秘めた文具が見つかるかもしれません。IT担当者の場合、データ分析に詳しい人が多いため、コンビニの文具コーナーを見て「なぜこの文具が置かれているのか」をコンビニの立地なども考慮して分析してみると面白いと思います。

 今回は、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスで見つけた名作文具を紹介します。商品名とメーカー名、販売価格だけでなく、どこのコンビニで買えるかも併記しておきます。気になったものがあれば、試してみてください。

出先でのメモに威力を発揮するメモ帳とボールペン

写真1●紙質、筆記時の安定性を追求した「メモ 図案 メモノート A7 N659」と、書き味や発色、速乾性に優れた「サラサ ドライ」
写真1●紙質、筆記時の安定性を追求した「メモ 図案 メモノート A7 N659」と、書き味や発色、速乾性に優れた「サラサ ドライ」
[画像のクリックで拡大表示]

 常にメモが取れるように、胸ポケットにメモ帳とボールペンを入れている人をよく見かけます。仕事で外出することが多い人なら、なおさらかもしれません。そのためこれらの文具は、立ったままでサッとメモできるものを厳選するとよいでしょう(写真1)。

 まずお薦めのメモ帳は、厚みのあるクッションの効いた紙質で、柔らかな書き心地を実現した「メモ 図案 メモノート A7 N659」(マルマン、販売価格173円、サークルKサンクス)です。

 表と裏の表紙が硬いボール紙でできたリングタイプのメモ帳で、110×76×10mmと手にフィットしやすい大きさであるため、立ってメモを取らなければならない場合でも安定した筆記が可能です。薄く印刷された5mm方眼罫を採用しているため、均等な文字でメモしやすいのはもちろん、図やイラストも描きやすく、アイデア用のメモ帳としても最適です。ミシン目が入っているため、きれいに切り取ることもできます。表紙のデザインも個性的で、使っていて愛着が持てます。

 ボールペンを選ぶときのポイントは、書き味や発色が良いのはもちろん、出先で使うのなら速乾性にもこだわったものがお薦めです。

 「サラサ ドライ」(ゼブラ、販売価格162円、ファミリーマート)は、紙に浸透しやすいインクを採用することで、乾燥時間を同社従来品に比べ85%短縮することに成功。左利きの人でも気にせずどんどんメモすることができます。また、大きく開くバインダークリップを搭載しているため、ポケットやノートにストレスなくスムーズに着脱できます。

この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です

日経クロステック Activeは、IT/製造/建設各分野にかかわる企業向け製品・サービスについて、選択や導入を支援する情報サイトです。製品・サービス情報、導入事例などのコンテンツを多数掲載しています。初めてご覧になる際には、会員登録(無料)をお願いいたします。