こだわり文具を使っていると、いつの間にか愛着がわくためか、前向きな気持ちになれることがあります。仕事や勉強では、こだわり文具を使ったほうがいいかもしれません。場合によっては、性能よりも愛着がわくかどうかで選んだほうがいい、といっても過言ではないくらいです。

 こうした文具を探すとき、レトロでシックな感じのものを選ぶのがいいと思います。独特の雰囲気・温かみが感じられるため、飽きにくいからです。また、これらの文具は、低価格帯でも見つけることができます。今回は、そんなレトロでシックな文具を紹介します。

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メモの習慣をつけるために欧州のボールペンを

 近年、ジェットストリームやフリクションなど、書き味や独自の機能で注目されるボールペンが増えたため、こだわりのボールペンを使う人が多くなったようです。ただ、これらのボールペンを使っても、メモの習慣がつくわけではありません。

 ならばレトロでシックなボールペンを使ってみましょう。使ってみたくなる気持ちが高まることで、メモの習慣がつくかもしれません。

 お薦めなのは、1970年代に大ヒットしたハンガリー製のボールペン「ICO 70 レトロペン」(イコ、メーカー希望小売価格は税別580円)です。ヘッドの赤いボタンを押すとペン先が出て、クリップの赤いボタンを押すとペン先が引っ込む仕組みになっています。

 独自のレトロ感漂うデザインが魅力です。一般に、ボールペンはボール径が大きいほど書きやすいのですが、このボールペンのボール径は1㎜と大きいため、無地のメモ帳に気軽にメモしていくのに向いています。

写真1 独自のレトロ感が魅力の「ICO 70 レトロペン」。アマゾンなど、ネット通販でも手に入る
写真1 独自のレトロ感が魅力の「ICO 70 レトロペン」。アマゾンなど、ネット通販でも手に入る
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