昔、使っていたよな、といった、見るだけで懐かしくなる文具があります。ただ、近年では進化した便利な文具がたくさんあるため、仕事では使えない、と思ってしまうものが大半ではないでしょうか。ところが、なかには名作文具に匹敵するほど、使えるものもあります。

 今回は、仕事で使える便利な懐かし文具を紹介します。ノスタルジックによる、ちょっとした癒やし効果もありますので、気になるものがあれば、ぜひ使ってみてください。

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独自の柔らかい書き味で手放せなくなる「鉛筆」

 鉛筆は小学校卒業と同時に使わなくなった、という人が多いでしょう。確かに削る手間を考えれば、シャーペンのほうが便利、と思うのにも頷けます。ところが、滑らかで柔らかな書き味という点では、鉛筆のほうが上と感じる人は、結構いるのではないでしょうか。

 この書き心地は、使う時間が長いほど実感できるかと思います。このことを証明するかのように、コンビニや100円ショップでも、定番の文具になっているくらいです。特にアイデアを考えることが多い人は、注目してみる価値ありです。

 お薦めなのは「ゴム付き鉛筆2558」(トンボ鉛筆、メーカー希望小売価格は税別60円)です。鉛筆ならではの滑らかで柔らかい書き味は使っていて心地よいほどで、付属の消しゴムの品質もハイレベル。「書く」「消す」の作業がストレスなく連動して行えるため、私の場合、原稿整理をするとき重宝しています。

写真1 芯、消しゴムともに高品質な「ゴム付き鉛筆2558」、削りカスの収納に対応したキャップ付きの「鉛筆削り器 白」
写真1 芯、消しゴムともに高品質な「ゴム付き鉛筆2558」、削りカスの収納に対応したキャップ付きの「鉛筆削り器 白」
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 鉛筆を使うとなると鉛筆削りが必要ですが、消しゴム大のものでも十分に使えます。お薦めなのは、「鉛筆削り器 白」(無印良品、メーカー希望小売価格は税込100円)です。削りカスを溜めることができてキャップ付きなため、筆箱や引き出しに入れても邪魔にならず、汚れる心配もありません。

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