米SiriusDecisionsは2017年11月16日、シンガポールで「SiriusDecisions 2017 Summit APAC」を開催した。アジアパシフィックでは初めてとなる「Summit」に参加したシンフォニーマーケティングの庭山一郎氏が、連載「科学と感性のBtoBマーケティング」の特別編として、現地の様子をリポートする。
2017年11月にシンガポールで開催されたSiriusDecisions(シリウスディシジョンズ)のイベント「Summit」に参加してきましたので、それをレポートしようと思います。
レポートの前に、シンガポールとSiriusDecisionsについて簡単にまとめましたので、気になる方は本稿の末尾の囲み記事を先にご覧ください。
SiriusDecisionsが主催する「Summit」は、欧州では毎年ロンドンで開催され、アジアパシフィックでは、今年が初めての開催となりました。
会場はシンガポールを代表する繁華街、オーチャードストリートの外れに在るセントレジスホテルでした。
第1回APAC SUMMITは、SiriusDecisionsのPresident and Chief Product Officerであるトニー・ジャロス氏のウェルカムスピーチで開幕しました。
その内容は、米国と同じスタンダードなセッションと、APACという土地柄を意識した「本社とリージョン(現地法人)の関係」、そしてダイヤモンドとゴールドの2社のスポンサーのケーススタディという構成でした。