仮想化によるサーバーの集約が進み、ビッグデータ分析などの新たなアプリケーションが登場する中、ストレージI/Oがシステム性能のボトルネックになるケースがますます増えている。ここで注目されているのが、記憶媒体としてフラッシュメモリーを搭載することで、ハードディスク(HDD)よりも高いI/O性能を実現するフラッシュストレージである。

 そこでITpro Activeでは、フラッシュストレージをテーマに、製品選択を支援するセミナーを2015年3月24日に東京で開催した。基調講演ではIDC Japanが、フラッシュストレージの市場動向と導入における留意点を説明した。

 製品を紹介するベンダー講演は、デル、EMCジャパン、ヴァイオリン・メモリー、日本IBM、の全4セッション。これに続く事例講演では、仮想デスクトップを導入した三井住友建設が登壇し、目的や導入効果、導入後の運用について詳しく解説した。次ページ以降でその詳細を報告する。

[基調講演]IDC Japan
スピード経営支えるフラッシュ、オールフラッシュ型は年46%成長

[ベンダー講演]デル
サーバー近くでデータをキャッシュ、フラッシュストレージよりも安価

[ベンダー講演]EMCジャパン
フラッシュでバッチ処理やDBライセンスを削減、VDIにも効果大

[ベンダー講演]ヴァイオリン・メモリー
独自のフラッシュメモリーで高速を追求、多機能化で汎用用途にも拡大

[ベンダー講演]日本IBM
独自ハードで高性能を追求、インライン圧縮付きの上位モデルも用意

[特別講演]三井住友建設
WAN越えのC/S通信をVDIに移行、規模拡大にはオールフラッシュで対応

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