企業のIT部門が直面する課題と、その解決策としてのITアウトソーシングを考えるセミナー「運用効率化を超えるデジタル化時代のアウトソーシング」が、2017年2月24日、東京・秋葉原のUDX ギャラリーネクストで開催された。基調講演を含む3つの講演とその講演者を含めたパネルディスカッションで、IT部門を活性化するためのアウトソーシングについて議論を深めた。
基調講演に登壇したのは、ITproの人気コラム「木村岳史の極言暴論!」でおなじみの、日経コンピュータの木村岳史編集委員だ(写真2)。タイトル「こんなIT部門・情報システム子会社は不要になる」という講演は、いきなり「断言します。IT部門に明るい未来はありません」と木村節、全開でスタート。これまで多くの経営者が一律にコスト削減した結果が、現在のIT部門劣化の原因であるとした。
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