ベリタステクノロジーズの「Veritas Cloud Storage」は、大量の非構造化データを格納する用途に向く、分散型のオブジェクトストレージを構築するソフトである。Linux環境で動作する。同ソフトをインストールしたノードを複数束ねたクラスタ全体で、ストレージプールを形成する。最大で128ノードまで拡張でき、容量に制限はない。
オブジェクトへのアクセス方法は、独自のWeb(REST) API、Amazon S3互換API、OpenStack Swift互換API、などである。オブジェクトアクセスのほかに、CIFS/NFSを用いたファイルアクセスなどもできる。
特徴は、ファイルを自動で分類してメタデータを付与してくれること。オブジェクトごとに、どんな種類のファイルなのかを自動的に分類し、その結果を、ファイルに付随するメタデータとして記録する。
分類の方法として、約60種類の定型ポリシーと約100種類の検出パターンをあらかじめ備えている。正規表現を用いたキーワード合致ルールなど、ユーザーが検出パターンを自作することも可能だ。
Veritas Cloud Storageの概要
用途と機能 | 大量の非構造化データの格納用途に向く、分散型のオブジェクトストレージソフト |
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アーキテクチャ | 同ソフトをインストールしたLinuxノードを複数束ねたクラスタ全体でストレージプールを形成する。最大で128ノードまで拡張でき、容量に制限はない |
オブジェクトへの アクセス手段 | 独自のWeb(REST) API Amazon S3互換API OpenStack Swift互換API など オブジェクトアクセスのほかに、CIFS/NFSを用いたファイルアクセスなどもできる |
特徴 | ファイルを自動で分類してメタデータを付与してくれること。オブジェクトごとに、どんな種類のファイルなのかを自動で分類し、メタデータとして記録する |
ファイルの 分類方法 | 約60種類の定型ポリシーと約100種類の検出パターンを備える。正規表現を用いたキーワード合致などの検出パターンをユーザーが自作することもできる |
稼働OS | Linux(Red Hat Enterprise Linux 7) |
価格 | 個別見積もり |
発表日 | 2017年11月30日 |
提供開始日 | 2017年12月4日 |