インターネットイニシアティブの障害予兆検知サービスは、機械学習を活用することによって障害の予兆を検知できる監視システムを構築するSIサービスである。主なターゲット顧客は、インターネットサービスプロバイダーやケーブルテレビ事業者、製造業など。

データ分析ソフト「Impulse」を用いたIT設備監視の概要
データ分析ソフト「Impulse」を用いたIT設備監視の概要
(出所:ブレインズテクノロジー)
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 SIサービスの材料として、ブレインズテクノロジーが提供するデータ分析ソフトで、機械学習による予測・分析機能を備えた「Impulse(インパルス)」を利用する。様々なデータを収集してリアルタイムに異常の検知ができる。

 具体的なSIサービスの提供イメージとして、IT設備監視向けのシステム構築サービスと、IoT向けのシステム構築サービスを予定する。

 IT設備監視向けは、通常時のネットワークトラフィックとサーバー監視データを機械学習で解析し、通常と異なる傾向をリアルタイムに検知する。これにより、障害の予兆を検知したり、隠れた障害を発見したりする。

 IoT向けは、大量のセンサーデバイスのデータを解析し、故障の予兆をリアルタイムに検知する。属人的なしきい値監視や目視監視の運用では実現できない、高精度でシステマチックなデバイスの監視や管理・制御が可能としている。

障害予兆検知サービスの概要
用途と機能機械学習を活用してシステム障害を予兆検知する監視システムを構築するSIサービス
主なターゲット顧客インターネットサービスプロバイダーやケーブルテレビ事業者、製造業など
利用するソフトウエア機械学習による予測・分析機能を備えたデータ分析ソフト「Impulse(インパルス)」(ブレインズテクノロジーが提供)
構築システムの種類IT設備監視向けIoT向け
システムの概要通常時のネットワークトラフィックとサーバー監視データを機械学習で解析し、通常と異なる傾向をリアルタイムに検知する。これにより、障害の予兆を検知したり、隠れた障害を発見したりする大量のセンサーデバイスのデータを解析し、故障の予兆をリアルタイムに検知する。属人的なしきい値監視や目視監視の運用では実現できない、高精度でシステマチックなデバイスの監視や管理・制御が可能としている
価格個別見積もり
発表日2016年11月28日
提供開始日2016年11月28日2017年度中。2016年11月末にはクラウドサービス「IIJ IoTサービス」の機能として実装予定