ぷらっとホームの「EasyBlocks Syslog XG」は、ログを集中管理するためのSyslogサーバー専用機である。社内LAN上の複数のサーバーがそれぞれ出力するログをSyslogプロトコルを使ってネットワーク経由で収集し、これをローカルストレージに保存する。
Syglogエンジンにはオープンソースの「Syslog-ng 3.3.x」を使っており、これに独自のWeb GUI管理画面を付けている。Syslogの項目名/優先度やメッセージ文字列などの条件に合致したログを検索/抽出するフィルタリング機能も備える。
小型コンピュータ(マイクロサーバー)をベースとしたネットワークサーバー専用機のラインアップの一つであり、Syslog専用機としては、既存製品「EasyBlocks Syslog」の上位版に当たる。既存製品が手のひら大のきょう体でACアダプターから電源を供給するのに対し、EasyBlocks Syslog XGは弁当箱大のきょう体で電源を内蔵する。
EasyBlocks Syslog XGのログ受信能力は、EasyBlocks Syslogの10倍に当たる1日当たり10Gバイト。ログ保存用のストレージは、EasyBlocks Syslogが120G/240G/480Gバイトのいずれかで、EasyBlocks Syslog XGは480Gバイト。
EasyBlocks Syslog XGの概要
用途と機能 | Syslogサーバー専用機 |
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提供形態 | ハードウエアアプライアンス |
製品の構成 | マイクロサーバー、Linux、OSS |
ログ受信能力 | 1日当たり10Gバイト |
ログ保存用のストレージ | 480Gバイト |
外形寸法 | 幅194×奥行き179×高さ42ミリメートル |
重さ | 約1255グラム |
参考価格(税別) | 30万円前後 |
発表日 | 2014年10月8日 |
出荷日 | 2014年10月7日 |