anyWarp Capture/Replay Assist 05-01の画面
anyWarp Capture/Replay Assist 05-01の画面
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 日立ソリューションズの「anyWarp Capture/Replay Assist 05-01」は、Windows画面が変化した時に、これをビットマップ画像として自動的に保存するソフトである。ソフトウエア開発工程において、期待通りの画面遷移が行われているかどうかを調べるために利用する。特に、アプリケーションに修正/変更を加えた際に、修正/変更前に動作していた機能が正しく動作するかどうかを検証する回帰テストに有効である。

 同ソフトの典型的な使い方は、画面が切り替わった際に同ソフトが作成するビットマップ画像をExcel/Word文書にまとめて貼り付け、それぞれの画像にコメントを書き入れてテスト結果検証用の資料にするというもの。複数の画像(BMP/JPEG/PNG)を連続して貼り付けたExcel/Word形式ファイルを、手動または自動で生成することができる。

 これに対して今回の現行版では、テスト結果検証用の資料を作成する手間を減らす機能を追加した。具体的には、画面が切り替わってビットマップ画像が作成されるごとに、その都度Excel/Wordに自動的に画像を貼り付けられるようにした。これにより、一連のテストが終了するのを待たずに、画面が切り替わる度にExcel/Word上で画像にコメントを書き入れられるようになった。

 現行版ではまた、WindowsやInternet Explorerの画面遷移に加えて、リッチクライアントソフトの「Biz/Browser」(開発会社はオープンストリーム、旧アクシスソフト)の画面遷移を記録できるようにした。画面が切り替わる際のメッセージをBiz/Browserから取得して、これをトリガーに画面を記録する。

 なお、anyWarp Capture/Replay Assistの関連ソフトとして、回帰テストツールの「anyWarp Capture/Replay」がある。anyWarp Capture/Replay Assistは単独でも利用できるが、回帰テストツールと組み合わせて利用することで、テスト自体も自動化できる。

anyWarp Capture/Replay Assist 05-01の概要
用途と機能Windows画面が変化した時に、これをビットマップ画像として自動的に保存するソフト。GUIアプリケーションの回帰テストに向く
画像保存の条件Windowsオブジェクトのメッセージを取得して画面の切り替わりを検知し、画像をキャプチャー保存する
稼働OSWindows 7/8/8.1またはWindows Server 2008/2012
価格(税別)月額8万5000円(10ライセンス)から
発表日2014年10月8日
出荷日2014年10月15日