日立製作所の「システム稼働リスク可視化ソリューション」は、ネットワークトラフィックが通常と異なるかどうかを監視することでシステムの潜在リスクを検出するソフト。機械学習を活用して通常時のネットワークトラフィックを学習しておくことで、普段と異なるネットワークトラフィックを検知する仕組み。
機械学習を使えば、人間では見つけることが困難な、システムのスローダウンや機器のサイレント障害などのリスクを検知できるとしている。この上でさらに、ネットワークトラフィックデータや周辺機器などの情報を自動的に分析することで、リスク要因を自動で推定して可視化する。
工場では生産設備の稼働状況が通常時と違うことを検知して生産ラインの安定稼働を支援、社会インフラでは、システムのスローダウンを検知して障害の発生前に対応、といった使い方が想定される。
システム稼働リスク可視化ソリューションの概要
用途と機能 | ネットワークトラフィックが通常と異なるかどうかを監視することによってシステムの潜在リスクを検出するソフト |
---|---|
仕組み | 機械学習を活用して通常時のネットワークトラフィックを学習しておくことにより、普段と異なるネットワークトラフィックを検知する |
機械学習の メリット | 人間では見つけることが困難な、システムのスローダウンや機器のサイレント障害などのリスクを検知できる |
リスク要因の 提示 | ネットワークトラフィックデータや周辺機器などの情報を自動的に分析することによって、リスク要因を自動で推定して可視化する |
主な適用例 | ■工場では、生産設備の稼働状況が通常時と異なることを検知して、生産ラインの安定稼働を支援する ■社会インフラでは、システムのスローダウンを検知して、障害の発生前に対応する |
価格(税別) | 117万円(監視対象を同一ネットワーク上の端末50台とした最小構成)から |
発表日 | 2017年9月25日 |
提供開始日 | 2017年9月25日 |