OSKの「eValue NS 2nd Edition」は、複数のユーザーによる協調作業に必要な機能一式を備えたグループウエアソフトである。文書管理、ワークフロー、スケジューラ、コミュニケーション(メール、掲示板など)、の4つの機能で構成する。

文書属性データを利用して、他システムから文書を参照できる
文書属性データを利用して、他システムから文書を参照できる
(出所:OSK)
[画像のクリックで拡大表示]

 必要な機能だけを組み合わせて導入することもできる。具体的には、(1)文書管理のみ、(2)ワークフロー機能のみ、(3)文書管理とワークフローのセット、(4)スケジューラ機能(コミュニケーション機能付き)のみ、の4種類を用意しており、これらを自由に組み合わせて導入できる。オプションでタイムスタンプ機能も用意した。

 このうち、文書管理機能の特徴の1つに、登録文書の属性データ(ファイル名やURL)を出力できることがある。これらの文書属性データを使って、外部のシステムから文書を参照できる。操作ログも出力できるため、文書属性データと組み合わせればデータの利用状況の分析も可能だ。

 ワークフロー機能の特徴の1つは、ワークフローの申請者/承認者の情報と、申請書イメージのPDFファイルを出力できることである。申請データの情報と合わせて外部システムに取り込むことによって、申請状況の検索や閲覧が可能になる。

eValue NS 2nd Editionの概要
用途と機能ユーザー企業のグループワークに必要な機能一式を提供する統合グループウエアソフト。文書管理、ワークフロー、スケジューラ、コミュニケーション(メール、掲示板など)、の4つの機能で構成する
主な特徴必要な機能だけを組み合わせて導入できる。機能に応じて、文書管理、ワークフロー、スケジューラ/コミュニケーションの3つのパッケージを選べる
文書管理機能の
特徴
文書属性データとして、ファイル名やURLを出力できる。これを用いて外部のシステムから文書を参照できる。操作ログも出力できるので、文書属性データと組み合わせてデータの利用状況を分析可能
ワークフロー機能の
特徴
申請者/承認者情報と、申請書イメージのPDFファイルを出力できる。申請データの情報と合わせて外部システムに取り込めば、申請状況の検索や閲覧が可能
価格(税別)■文書管理機能:19万円から
■ワークフロー機能:37万円から
■文書管理とワークフローのセット:40万円から
■スケジューラ機能(コミュニケーション機能付き):19万円から
■タイムスタンプ機能(オプション):20万円から
いずれもユーザー数によって変わる。
発表日2017年9月15日(Rel.5)
出荷日2017年9月20日(Rel.5)