NTTコミュニケーションズ(NTTコム)の「Machine Cloud」は、工場の産業設備などからセンサーデータを取得してクラウドに集約し、稼働状況などを可視化・管理できるようにするサービスである。機器管理アプリケーションをクラウドサービスとして提供するとともに、モバイルデータ通信サービスやIoTゲートウエイ装置などもワンストップで提供する。
IoT機器の管理に必要なアプリケーションを、NTTコムのデータセンターの閉域網を利用してクラウドサービスとして提供する。管理機能として、稼働状況の把握、センサーデータがしきい値を超えたかどうかによる異常の検出と通知、機器の保守点検情報の管理、などが可能。外部システムからクラウド上のデータを活用するためのデータ連携APIも公開する。
IoTデバイスからのデータ収集手段として、NTTコムのデータセンターにVPN接続できるモバイル通信サービス「Arcstar Universal Oneモバイル」をワンストップで提供する。必要に応じて、IoTデバイスのセンサーデータを集約してクラウドに転送するIoTゲートウエイ装置「MMLink-3G」(安川情報システム)もワンストップで提供する。
Machine Cloudの概要
用途と機能 | 工場の産業設備などからセンサーデータを取得してクラウドに集約し、稼働状況などを可視化・管理できるようにするサービス |
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サービスの概要 | 機器管理アプリケーションをクラウドサービスとして提供するとともに、モバイルデータ通信サービスやIoTゲートウエイ装置などもワンストップで提供する |
提供形態 | IoT機器の管理に必要なアプリケーションを、NTTコムのデータセンターの閉域網を利用してクラウドサービスとして提供する |
IoT機器の管理機能 | ■稼働状況の把握 ■センサーデータがしきい値を超えたかどうかによる異常の検出と通知 ■機器の保守点検情報の管理 など。外部システムからクラウド上のデータを活用するためのデータ連携APIも公開 |
IoTデバイスからのデータ収集手段 | NTTコムのデータセンターにVPN接続できるモバイル通信サービス「Arcstar Universal Oneモバイル」をワンストップで提供。必要に応じて、IoTデバイスのセンサーデータを集約してクラウドに転送するIoTゲートウエイ装置「MMLink-3G」(安川情報システム)も提供する |
価格(税別) | ■初期費用が25万円 ■月額基本料金が50Gバイトのストレージ容量を含んで25万円 このほかに、IoTデバイスの台数に応じたID利用料がかかる ■ID利用料は、1~1000台の場合に1台当たり500円、1万台以上で1台当たり300円など ■ストレージの追加は、50Gバイト当たり1万円 別途、モバイル通信サービス料金やIoTゲートウエイ装置の費用が必要 |
発表日 | 2016年8月29日 |
提供開始日 | 2016年8月29日 |