ハイパーギアの「HGPscanServPlus」は、オフィス文書をPDFに変換する機能を提供するサーバーソフトである。監視フォルダに存在するオフィス文書をPDFに変換し、これを出力先フォルダに保存する仕組み。画像からOCR(光学文字読み取り)機能で文字を抽出する機能も備える。
特徴の1つは、PDFにタイムスタンプを施せることである。PDF文書の作成日時を証明したり、内容が改ざんされていないことを証明したりできる。
タイムスタンプサービスとして、アマノビジネスソリューションズの「アマノタイムスタンプサービス3161 Type-T」、セイコーソリューションズの「セイコータイムスタンプサービス」、寺田倉庫の「テラダタイムスタンプサービス」の3つのいずれかを利用できる。さらに、特許庁所管の独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)の「タイムスタンプ保管サービス」も利用できる。
有償オプションによって、タイムスタンプの有効期間(10年間)を延長できる。大量のファイルにタイムスタンプを付与したい場合は、別の有償オプションを使うと、並列処理によってタイムスタンプの処理能力を向上させられる。
HGPscanServPlus Ver5.7の概要
用途と機能 | オフィス文書をPDFに変換する機能を提供するサーバーソフト。監視フォルダに存在するオフィス文書をPDFに変換し、これを出力先フォルダに保存する |
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特徴 | ■作成するPDFにタイムスタンプを施せること。PDF文書の作成日時を証明したり、内容が改ざんされていないことを証明したりできる ■画像からOCR(光学文字読み取り)機能で文字を抽出できる |
タイムスタンプ サービス | ■アマノタイムスタンプサービス3161 Type-T(アマノビジネスソリューションズ) ■セイコータイムスタンプサービス(セイコーソリューションズ) ■テラダタイムスタンプサービス(寺田倉庫) |
有償オプション | ■タイムスタンプの有効期間(10年間)を延長する ■並列処理によってタイムスタンプの処理能力を向上させる |
価格(税別) | 48万5000円 |
発表日 | 2017年8月9日(Ver5.7) |
出荷日 | 2017年8月1日(Ver5.7) |