アルプスシステムインテグレーション(ALSI)の「IoT FastKit」は、IoTシステムを短期導入して期間レンタル型で利用できるIoT導入キット製品である。実際の利用シーンを想定した「シナリオ」に基付いてIoTセンサーやIoTゲートウエイなど必要な機器を設定済みの状態で提供する。
シナリオの例として、動体モニタリング、熱中症予防アラート、環境モニタリングなどがある。シナリオごとに管理画面が設定されており、データ表示(リアルタイム、過去)、アラート(表示、メール)、データダウンロードなどの機能を利用できる。ユーザーみずから設定を変更しながら様々なデータを収集できる。
利用の流れはこうだ。まず、利用したいシナリオを選択して申し込む。ALSIは、申し込み書に記載されたシナリオと内容で機器とサービスを設定し、機器一式を発送する。送付キットを開梱し、電源ONですぐに利用を開始できるとしている。測定したい場所にセンサーを設置して使う。
IoT FastKitを使うことで、IoTの環境を構築する作業から開放され、本来の目的であるデータ収集と分析作業に集中できるとしている。
IoT FastKitの概要
用途と機能 | IoTシステムを短期導入して期間レンタル型で利用できるIoT導入キット製品 |
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特徴 | 実際の利用シーンを想定した「シナリオ」に基付いてIoTセンサーやIoTゲートウエイなど必要な機器を設定済みの状態で提供する |
構成要素 | シナリオに応じた管理画面、IoTセンサー、IoTゲートウエイ、クラウドサービス、など |
シナリオの例 | 動体モニタリング、熱中症予防アラート、環境モニタリングなど |
管理画面の 主な機能 | データ表示(リアルタイム、過去)、アラート(表示、メール)、データダウンロードなど。ユーザーみずから設定を変更しながら様々なデータを収集できる |
価格(税別) | 19万8000円(センサー4個と予備センサー1個、IoTゲートウエイ、SIM、2カ月間のクラウド利用料で構成) |
発表日 | 2017年07月28日 |
提供開始日 | 2017年7月28日 |