インテックの「LogRevi Ver.6.1」は、社内に分散する情報システムのログを1カ所に集約して統合管理するソフトである。CSV(カンマ区切り)などの形式で、任意のログを取り込める。形式の異なる複数のログ同士を時間軸などで関連付けて検索/参照することも可能。グラフや表を駆使したレポート(ドリルダウン分析可能なWeb画面やPDF)も生成できる。
現行版では、文字コードをシフトJISからUnicodeに変更し、英語と日本語以外にも多言語のログを取り込めるようにしている。グローバル企業などにおいて、国内や海外の各拠点から出力された複数言語のログを取り込んで集約し、表示/検索/分析できるようになっている。多言語を扱えるが、まずは英語/日本語以外の言語として中国語(簡体字、繁体字)をサポートしている。
機能面での特徴の一つであるレコードフィルター機能を使うと、部門や支店ごとなどログインユーザーの所属部署に応じて、閲覧できるログの権限を制御できる。例えば、営業部員が使う場合は営業部が閲覧可能なレコードだけを表示できる。レコードの任意の項目に部署名やユーザー識別情報が含まれているかどうかで閲覧可能か否かを判断する仕組み。
LogReviのソフトウエアは、ログを収集して管理するサーバーソフトと、検索/分析用のコンソールソフトで構成する。監視対象となる業務サーバーのログは、Windowsファイル共有(CIFS)かSFTPを介して収集する。これらのサーバー機能を備えた業務サーバーであれば、エージェントレスでログを取得できる。
LogRevi Ver.6.1の概要
用途と機能 | 業務サーバーのログを収集/管理 |
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稼働形態 | ソフトウエア |
稼働OS | ■ログ管理サーバーソフト:Windows Server 2003/2008/2012 ■検索/分析用のコンソールソフト: Windows Vista/7/8/8.1、Windows Server 2008/2012 |
価格(税別) | 170万円から |
発表日 | 2014年7月31日 |
出荷日 | 2014年7月31日 |