日立システムズと日立システムズフィールドサービスの「統合資産管理サービス 設備部品・予備品管理モデル」は、製造業における設備部品と予備品を対象とした資産管理サービスである。修理用部品や予備品の正確な管理、複数工場間での融通による在庫の全体最適化、稼働情報取得による設備保全業務の効率化、業務フローに適した運用手順の確立、工場のIoT化に向けた下地づくり、などを支援する。
統合資産管理サービスは、生産ラインの設備機器や、冷蔵庫、調理器具、什器(じゅう器)など、企業における各種の資産を一括管理し、継続的に運用改善を行うBPO(Business Process Outsourcing)型のサービスである。全国に展開している同社グループのカスタマエンジニアが、ユーザーの現場において資産管理業務を代行する。設備部品・予備品管理モデルのほかに、「金型管理モデル」と「工場付帯設備管理モデル」がある。
設備部品・予備品管理モデルでは、生産設備や部品・予備品の棚卸しと台帳の整備業務を代行する。さらに、部品・予備品の在庫状況や稼働状況を正確に把握するために必要な設備資産管理システムを導入したり、業務プロセスに沿ったシステム操作方法を含めた業務運用手順書を作成して提供したりする。また、生産設備の稼働状況を、設備資産管理システムを通じて集約、分析する。
さらに、日立システムズの部品配送センターを二次倉庫として活用し、工場ごとに抱えていた部品や予備品の在庫を一元管理する。各工場で部品や予備品が不足した際には、タイムリーに配送するサービスも提供する。これにより、これまで発生していた部品・予備品の廃棄ロスを削減できる。
用途と機能 | 製造業における設備部品と予備品を対象とした資産管理サービス |
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提供形態 | BPO(Business Process Outsourcing)型のサービス。全国に展開している同社グループのカスタマエンジニアが、ユーザーの現場において資産管理業務を代行する |
具体的なサービス内容 | ■生産設備や部品・予備品の棚卸しと台帳の整備業務を代行する ■部品・予備品の在庫状況や稼働状況を正確に把握するために必要な設備資産管理システムを導入する ■業務プロセスに沿ったシステム操作方法を含めた業務運用手順書を作成して提供する ■生産設備の稼働状況を、設備資産管理システムを通じて集約/分析する ■日立システムズの部品配送センターを二次倉庫として活用し、部品や予備品の在庫を一元管理する など |
価格 | 個別見積もり |
発表日 | 2017年7月12日 |
提供開始日 | 2017年7月12日 |