NECの「働き方見える化サービス」は、オフィスだけでなく自宅や外出先でのテレワークを含めて勤務状況を収集して可視化するクラウドサービスである。パソコンまたはスマートフォンを介して勤務申請や管理者承認、業務報告ができる。Skype for Businessのプレゼンス情報と連携し、在席状況やパソコンの利用状況に関するデータを自動で収集することも可能。
申請用のWeb画面で、その日の勤務形態(通常、直行/直帰、在宅)と勤務予定時間、業務内容を登録する。これにより、自動的に管理者あてに承認依頼メールが通知される。勤務時間中は、4つの勤務状態(開始、休憩、再開、終了)を選択することによって、勤務実績を登録できる。業務終了時には、業務報告と勤務実績の修正もできる。
ホーム画面に残りの勤務時間を表示することや、長時間の連続勤務時/勤務終了30分前/勤務終了時に、ポップアップ画面で注意を促すこともできる。また、顔認証セキュリティソフト「NeoFace Monitor」と連携し、Windowsログオン時に顔認証による本人確認ができる。これにより、なりすましを防止できる。
Skype for Businessと連携することで、社員の在席情報(連絡可、退席中、会議中)や、パソコンの利用状況のデータを自動で収集できる。これにより、個々の社員が勤務状況を報告する手間を省けるほか、個々の勤務状況を客観的なデータとして把握できる。
クラウド基盤として、NECの「NEC Cloud IaaS」を使う。利用者情報はCSV(カンマ区切り形式)ファイルで一括登録できる。登録された利用者には、サービスを利用するためのURLが届き、このURLにアクセスしてダウンロードしたクライアントソフトをインストストールすることで利用できる。
用途と機能 | オフィスだけでなく自宅や外出先でのテレワークを含めて勤務状況を収集して可視化するクラウドサービス |
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クラウド基盤 | NECの「NEC Cloud IaaS」を使う。利用者情報はCSV(カンマ区切り形式)ファイルで一括登録できる |
クライアント環境 | クライアントソフトをダウンロードしてインストストールして使う |
勤務状況の登録方法 | パソコンまたはスマートフォンを介し、4つの勤務状態(開始、休憩、再開、終了)を選択することによって、勤務実績を登録できる Skype for Businessと連携することで、社員の在席情報(連絡可、退席中、会議中)や、パソコンの利用状況のデータを自動で収集できる |
長時間勤務の是正機能 | ホーム画面に残りの勤務時間を表示することや、長時間の連続勤務時/勤務終了30分前/勤務終了時に、ポップアップ画面で注意を促すことができる |
なりすまし防止機能 | 顔認証セキュリティソフト「NeoFace Monitor」と連携し、Windowsログオン時に顔認証による本人確認ができる |
価格(税別) | 1アカウント当たり月額500円 |
発表日 | 2017年7月5日 |
提供開始日 | 2017年7月5日 |