「JP1/AJS3」のログを分析、可視化してレポートするサービス

　日立ソリューションズの「JP1導入企業向けジョブ管理運用改善レポートサービス」は、日立製作所のジョブ管理ソフト「JP1/Automatic Job Management System 3」（JP1/AJS3）のログを分析し、ジョブの稼働情報やサーバーのリソース情報を可視化するサービスである。

JP1導入企業向けジョブ管理運用改善レポートサービスの概要

（出所：日立ソリューションズ）

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　ログ分析機能として、Microsoft Azureの運用管理サービス「Microsoft Operations Management Suite」のログ分析機能「Log Analytics」を活用する。これを用いて、ジョブの稼働情報やサーバーのリソース情報を可視化するアプリケーションを構築している。

　オンプレミスに設置したJP1/AJS3のログをAzureに送信して使う。日立ソリューションズは、ログをAzureに送信するためのスクリプトを提供する。このスクリプトをJP1/AJS3からジョブとして実行することによって、JP1/AJS3自身の稼働状況を定期的にAzureのログ分析機能に反映できる。

　さらに、日立ソリューションズのJP1専門の技術者が、定期レポートを提供する。ジョブ稼働情報とサーバーのリソース情報の関係性を診断し、ジョブの開始/終了の遅延など、日常の運用で発生し得る障害などの事象について、事前に予測する。この上で、JP1/AJS3のパラメータチューニングやハードウエアリソースの増強など、適切な対策を提案する。