インターコムの「Biware EDI Station 2」は、EDI(電子データ交換)サーバーソフトである。レガシーEDIプロトコル4種類(JCA手順、全銀協手順、全銀TCP/IP手順、FAX)と、インターネットEDIプロトコル4種類(EDIINT AS2、ebXML MS、JX手順、SFTP)を利用できる。
FAXサーバー「まいと~く Center Hybrid」との連携によって、レガシーEDI/インターネットEDIの両方に加えて、FAXによる取引ができる。ジョブフロー(EDI取引の自動化に必要な一連の処理の流れ)の作成から実行結果の確認まで、EDI業務とFAX業務を一元管理できるとしている。
データ変換機能を備える。例えば、受信データを明細(レコード)単位で抽出したり並び替えたりすることができる。これにより、複数の卸売企業から受信したメーカー向けの発注データを一時的に蓄積しておき、同一メーカー向けの発注データを1つのファイルに結合した上で商品コード別に並び替えを行って該当のメーカーへ送信する、といった処理を自動化できる。
ワークフロー作成ウィザードを備えており、通信手順ごとに送信/受信の基本的なジョブフローを簡単に作成できる。ジョブフローの編集機能も備えており、一旦作成したジョブフローに対して一部を変更するといった運用も簡単にできるとしている。
毎日の取引予定と実行結果を時系列で確認できる運用モニター機能を備える。取引エラーが発生した場合でも、メール通知やWindowsイベントログ通知だけでなく、本モニター画面から状況を確認できる。
通信回線の拡張性と分散システムへの対応の有無によって、標準版「Standard版」と、上位版「Professional版」を用意している。標準版は、レガシーEDIが最大4回線、インターネットEDIが最大3回線。一方、上位版は、レガシーEDIが最大64回線、インターネットEDIが最大48回線。上位版はさらに、複数サーバーによる分散運用ができる。
用途と機能 | EDI(電子データ交換)サーバーソフト |
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レガシーEDIプロトコル | JCA手順、全銀協手順、全銀TCP/IP手順、FAX |
インターネットEDIプロトコル | EDIINT AS2、ebXML MS、JX手順、SFTP |
主要な販売ターゲット | 食品、日用品向け流通業 |
特徴 | FAXサーバーソフトとの連携によって、レガシーEDI/インターネットEDIに加えてFAXによる取引ができる。ジョブフローの作成から実行結果の確認まで、EDI業務とFAX業務を一元管理できる |
その他の主な機能 | ■データ変換機能を備えており、受信データを明細(レコード)単位で抽出したり並び替えたりすることができる ■ワークフロー作成ウィザードを備えており、通信手順ごとに送信/受信の基本的なジョブフローを簡単に作成できる ■毎日の取引予定と実行結果を時系列で確認できる運用モニター機能を備える |
価格(税別) | ■Standard版は、インターネットEDI×3手順(最大同時接続数3)+データ変換(シングルプロセス)+保守サポートサービス(1年)の構成で63万2500円から ■Professional版は、インターネットEDI×1手順(最大同時接続数6)+データ変換(マルチプロセス)+保守サポートサービス(1年)の構成で149万5000円から |
発表日 | 2017年5月23日 |
出荷日 | 2017年5月29日 |