スカイコムの「SkyPDF Web Server 7」は、オフィス文書をPDF文書に変換するサーバーソフトである。Webアプリケーション型で動作し、Webブラウザー画面などからオフィス文書(Word/Excel/PowerPointなど)をアップロードし、変換後のPDFファイルをダウンロードする仕組み。
Web API(SOAP)で連携する汎用のPDF変換エンジンと、Webインタフェースとなるフロントエンドを組み合わせている。Webインタフェースを介さなくても、外部アプリケーションからSOAPで連携してPDF変換エンジンの機能を使うこともできる。
オプションで、閲覧可能な期間や回数をPDFに設定できる。期間が切れた場合や指定した回数に達した場合は、PDFが自動で消去される。ただし、この仕組みを組み込んだPDFは、「SkyPDF Viewer」(無償)などの同社製ビューワでなければ閲覧できない。
共有フォルダの監視機能が付いた上位製品「SkyPDF Server Shared Folder Monitoring 7」も用意した。共有フォルダを監視し、新しいOffice文書ファイルが生成されたことをトリガーに、該当のファイルをPDFに変換して保存する。明示的にSkyPDF Web Server 7を使わなくても共有フォルダに文書ファイルを保存するだけでPDFに変換できる。
さらに、共有フォルダ監視機能に電子署名機能とタイムスタンプ機能を付けた製品「SkyPDF Archiving Signature Server 7」も用意している。e-文書法対応や、帳票類や領収書を電子化したデータの保存といった用途に利用できる。
用途と機能 | オフィス文書をPDF文書に変換するサーバーソフト |
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アーキテクチャ | Webアプリケーション。Web API(SOAP)で連携する汎用のPDF変換エンジンと、Webインタフェースとなるフロントエンドで構成する |
使い方 | Webインタフェースの場合、WebブラウザなどからOffice文書ファイルをアップロードすると、サーバーがこれをPDFに変換、変換後のPDFファイルをダウンロードする |
主な上位製品 | 「SkyPDF Server Shared Folder Monitoring 7」は、共有フォルダを監視し、新しいOffice文書ファイルが生成されたことをトリガーに、該当のファイルをPDFに変換して保存する。明示的にSkyPDF Web Server 7を使わなくても共有フォルダに文書ファイルを保存するだけでPDFに変換できる |
稼働OS | Windows Server 2003/2008/2012/2016 |
価格(税別) | 参考価格で、SkyPDF Web Server 7をインストールするサーバーのCPUコア当たり100万円から |
発表日 | 2017年6月8日 |
出荷日 | 2017年6月8日 |