ウイングアーク1stの「SVF Ver.9.2」は、帳票作成/印刷エンジンソフト群である。帳票設計ソフト、帳票出力ソフト、印刷運用管理ソフト、PDF帳票活用ソフト、システム連携ソフト、などで構成する。

SVF Ver.9.2の画面例
(出所:ウイングアーク1st)
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 帳票設計ソフトは、帳票を設計するためのデザイナーソフトである。製品としては、スタンドアロン型で動作する「SVFX-Designer」と、Web型で動作する「SVF Web Designer」の2種類がある。いずれもWindowsで動作する。

 帳票出力ソフトは、PDFなど各種の形式で帳票データを出力するソフトである。製品としては、出力帳票などに応じて、「SVF for JavaPrint」、「SVF for PDF」、「SVF for PDF Client Edition」、「SVF Client関連」、「SVF Client/SVF Client Designer/SVF Client for XenApp/SVF Client Text Connect」、「SVF for TIFF図面」がある。Windows/Linux/各種UNIX上で動作する。

 印刷運用管理ソフトは、出力帳票を印刷前に集約/格納するスプールサーバーソフトである。製品としては、「Report Director Enterprise」(RDE)がある。Windows/Linux/各種UNIX上で動作する。

 PDF帳票活用ソフトは、PDF形式の帳票データを長期保管して活用するためのソフトである。PDF形式の帳票ファイルを収集/蓄積し、これらPDFファイル群に対して文字列による全文検索やプロパティ属性による検索を可能にする。製品としては、「SVF PDF Archiver」がある。Windows/Linux/各種UNIX上で動作する。

 製品群の特徴の1つは、設計、帳票出力、活用などのすべての帳票プロセスで多言語対応を強化していることである。まず、ユーザーインタフェースは、日本語、英語、中国語簡体字の3カ国語で提供する。設計する帳票についても多言語化を図っており、1つの帳票内に複数の言語を混在させられる。

 帳票印刷についても、多くのプリンタで使えるようにすることによって多言語化を強化した。具体的には、「PostScript」「DP Series」「Prinfina MANAGER PS」「UNISYS JPP」などを利用できる。これにより、8カ国語(日本語、中国語繁字体、中国語簡字体、韓国語、フランス語、英語、タイ語、チェコ語)の印刷ができる。

 出力時にはさらに、Unicode規格であるIVS(異体字セレクター)を利用できる。IVSに準拠したフォントを使うことによって、外字を登録することなく字体の細かな違いを出力できる。

SVF Ver.9.2の概要
用途と機能帳票作成/印刷エンジンソフト群。帳票設計ソフト、帳票出力ソフト、印刷運用管理ソフト、PDF帳票活用ソフト、システム連携ソフト、などで構成する
主な構成製品帳票設計ソフトSVFX-Designer
SVF Web Designer
帳票出力ソフトSVF for JavaPrint
SVF for PDF
SVF for PDF Client Edition
SVF Client関連
SVF Client/SVF Client Designer/SVF Client for XenApp/SVF Client Text Connect
SVF for TIFF図面
印刷運用管理ソフトReport Director Enterprise
PDF帳票活用ソフトSVF PDF Archiver
特徴の1つ設計、帳票出力、活用などのすべての帳票プロセスで多言語対応を強化していること。UIは3カ国語(日本語、英語、中国語簡体字)に対応。1帳票に複数言語を混在可能。印刷出力は8カ国語(日本語、中国語繁字体、中国語簡字体、韓国語、フランス語、英語、タイ語、チェコ語)に対応
価格(税別)中小規模システム向けの場合、
■PDF帳票出力ソフトの「SVF for PDF Client Edition」が50万円(10クライアント)
■帳票設計ソフトなどを含んだ印刷運用管理ソフトの「RDE Limited」(「SVFX-Designer」1クライアントと「Universal Connect/X」1サーバーライセンス同梱)が200万円
発表日2014年01月30日
出荷日2014年01月30日