ジャストシステムの「Actionista! 4.0」は、業務部門の誰もが簡単に使えることを追求した現場向けBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトである。データ分析の専門スキルがなくても使えるとしている。分析軸(店舗名など)や値(売上金額など)のパーツをドラッグ&ドロップするだけで、分析画面となる集計表やチャートを作成できる。よく利用する分析作業については、集計表やチャートを貼り付けたダッシュボードを作成できる。

Actionista! 4.0の画面例
(出所:ジャストシステム)
[画像のクリックで拡大表示]

 Windows Server上で、Webアプリケーションとして動作する。ユーザーはWebブラウザーから操作する。カラム指向のインメモリー型データベースを搭載しており、集計するデータをすべてメモリー上に展開して高速に処理できる。データベースサーバーやExcel/CSVファイルなどからデータを取り込む設定や、これを変換/加工する設定、分析用の多次元キューブの定義までを、SQLなどの知識を使うことなく、Web画面のGUIだけで設定できる。

 現行版では、「大量データを高速処理」というエンタープライズBIの側面と、「現場で簡単に分析が行える」というセルフサービスBIの側面をともに強化し、多目的に利用できるようにした。

 例えば、BIの全社利用を促進するため、最上位モデルの「Enterprise Edition」で取り扱えるデータ件数を1サーバーあたり3億件から5億件に増やしている。また、データ取り込みのユーザーインタフェースを刷新しており、より少ない手間でデータ取り込みが行えるようにした。

 使い勝手の向上では、販売データと生産データなど、種類が異なるデータを1つの分析画面(ダッシュボード)上で統合的に分析できるようにした。また、ユーザーから要望が高かった機能として、集計結果の値を変更し、関連する値の変動を見るシミュレーションや、集計結果がある条件に達した場合にアラートメールを送信する機能を搭載した。

Actionista! 4.0の概要
用途と機能簡単に使えることを追求した現場向けBIソフト
主な特徴■分析軸(店舗名など)や値(売上金額など)のパーツをドラッグ&ドロップするだけで、分析画面となる集計表やチャートを作成できる
■対話型でデータを可視化するウィザード機能を提供する
動作環境Webアプリケーションとして動作
価格(税別)基本モデルの「Basic Edition」で820万円から
発表日2017年5月9日
出荷日2017年6月30日