ダイワボウ情報システムの「NetApp FAS2520 DISオリジナルパッケージ」は、ストレージの用途ごとにシステム構成をあらかじめパッケージ化して導入を容易にしたストレージ製品である。中堅中小企業が求める用途に合わせて仮想化ストレージ用途3パターン、ファイルサーバー用途7パターンの合計10パターンを用意した。
システム構成のパターンは、ストレージの実効容量、コントローラーの冗長化の有無、オプションソフト(データ復旧ソフトや災害対策ソフト)の組み合わせで全10種類を用意した。ファイル共有の効率化やデスクトップ仮想化、サーバー統合など、中堅企業のニーズや用途に合わせて所望のストレージを選択できる。
ベースとなるNetApp FAS2520は、米NetApp製ストレージのエントリーモデルである。通常では、多岐にわたる要件ヒアリングや複雑なカスタマイズ構成が必要になる。DISオリジナルパッケージは、こうした初期導入時の手間をパターン化によって廃している。
最小構成時の構成は、以下の通り。ファイルサーバー用途であり、実効容量は3Tバイト(SATA 2Tバイト×6本)。ストレージプロトコルはCIFS/NFSおよびiSCSI。この構成の参考価格(税別)は135万7100円から。
NetApp FAS2520 DISオリジナルパッケージの概要
用途と機能 | 中堅中小企業が求める用途に合わせてシステム構成をあらかじめパッケージ化して導入を用意にしたエントリークラスのストレージ |
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ベースとなるストレージ機器 | 米NetAppのFAS2520 |
用意しているシステム構成 | 全10パターン(仮想化ストレージ用やファイルサーバー用など) |
内蔵ドライブ | 最大12ドライブ |
大きさ | 高さ2U |
価格(税別) | 最小構成(ファイルサーバー用途、CIFS/NFSおよびiSCSI、実効容量3TB)で135万7100円から |
発表日 | 2015年4月7日 |
出荷日 | 2015年4月7日 |