ISAOの「くらまねfor Azure」は、Microsoft Azureの運用監視サービスである。最大の特徴は、サーバー1台から利用できること。サーバー数台程度の小規模事業者でも低価格で運用監視サービスを利用できるとしている。
汎用的な用途をカバーする「標準パッケージ」は、システム構築(サーバー構成のヒアリング、サーバー構築)から運用監視までを一貫して提供する。システム構築では、ネットワーク構築、Active Directory構築、Office 365導入などを個別見積もりで依頼できる。運用監視については、運用サービスと監視サービスを独立したサービスとして月額制で提供する。
運用サービスは、ユーザーの要件に応じてサーバー環境の運用を代行する。バックアップや、サーバーのスケールアウト/アップなど、ヒアリングした内容に合わせて運用スクリプトを作成する形になる。標準的な運用作業に含まれない個別要件についてはオプション費用が発生する。
監視サービスは、オープンソースのZabbixを使って、24時間365日体制で有人監視する。検知内容のエスカレーションや、サービスの動作確認、1次復旧対応などを実施する。
機能を監視サービスに限定した「監視パッケージ」も用意した。標準パッケージの監視サービスと比べると、仮想サーバー10台までの監視をパック化して最小構成時の費用を上げつつ、1台当たりの価格を抑えた。サーバー10台までを月額9万円(1サーバー当たり9000円)で監視できる。初期費用はサーバー10台までで10万円。
くらまねfor Azureの概要
用途と機能 | Microsoft Azureの運用監視サービス |
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特徴 | サーバー1台から利用可能。サーバー数台程度の小規模事業者に向く |
サービス内容 | システム構築(個別見積もり) 運用サービス(月額制) 監視サービス(月額制) |
価格(税別) | ■運用サービス:サーバー1台当たり月額2万円 ■監視サービス:サーバー1台当たり月額2万円 ■監視パッケージ(サーバー10台の監視をパック化):月額9万円(1サーバー当たり9000円)、初期費用は10万円 |
発表日 | 2015年4月13日 |
提供開始日 | 2015年4月13日 |