日立ソリューションズは、UTM(統合脅威管理)機器である「FortiGateシリーズ」向けに、ファイル暗号化ソフト「秘文Data Encryption」と連携する機能を提供している。添付ファイルの暗号化というメールの運用ルールを徹底することが狙いである。
FortiGateと秘文を組み合わせることによって、暗号化されていない添付ファイルのメール送信をブロックする。まず、メール送信時に、UTMのFortiGateが添付ファイルをチェックする。添付ファイルが秘文を使って暗号化されていた場合はそのままメールを送信し、秘文を使って暗号化されていなかった場合は送信をブロックする。
製品連携のために、FortiGateを機能拡張するソフトを新規に開発した。これを使うと、送信メールに添付されているファイルが秘文によって暗号化されたものかどうかを判断できる仕組み。秘文Data Encryption(日立ソリューションズが開発)を所有し、なおかつFortiGate(米フォーティネットが開発)を日立ソリューションズから購入したユーザー向けに無償で提供する。
FortiGateの秘文連携機能の概要
用途と機能 | メール送信時にUTM(統合脅威管理)機器がメール添付ファイルをチェックし、暗号化されていなかった場合は送信をブロックする |
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構成要素 | ■FortiGateシリーズは、UTM(統合脅威管理)機器 ■秘文Data Encryptionは、ファイル暗号化ソフト ■FortiGateの秘文連携機能は、FortiGateシリーズ向けに、秘文Data Encryptionと連携する機能を開発して提供するもの |
狙い | 添付ファイルの暗号化というメールの運用ルールを徹底することで、内部統制を強化すること |
価格(税別) | ■FortiGateは、43万7000円から ■秘文Data Encryptionは、 ライセンス購入型がクライアント1台当たり1万円、 サブスクリプション(購読)型がクライアント1台当たり年額5000円 ■FortiGateの秘文連携機能は無料(日立ソリューションズからFortiGateを購入した場合) |
発表日 | 2016年4月7日 |
出荷日 | 2016年4月7日 |