富士通の「FUJITSU Managed Infrastructure Service仮想デスクトップサービスV-DaaS」は、シンクライアントから遠隔操作する仮想デスクトップの環境をクラウドサービスの形態で提供するサービスである。
データセンター上でVDI(デスクトップ仮想化)ソフト「VMware Horizon」を動作させ、社員ごとに独立した仮想マシンとクライアントOSを組み合わせた仮想デスクトップを提供する。オプションで、Windows Serverを複数ユーザーで共有する使い方も可能。
2014年10月から、館林データセンターでV-DaaSを提供してきた。2016年4月から明石データセンターを追加する。データセンターが2カ所に増えたことから、これらを同時に使ったDR(災害時復旧)サービス「V-DaaS基本サービス ICT災害対策付」もメニュー化した。
V-DaaS基本サービス ICT災害対策付は、館林または明石データセンターで稼働している仮想デスクトップを、もう一方のデータセンターでバックアップしておき、有事の際にバックアップデータからV-DaaSの利用環境を復元するサービスである。明石データセンターでの提供に合わせて4月1日から開始する。
FUJITSU Managed Infrastructure Service仮想デスクトップサービスV-DaaSの概要
用途と機能 | シンクライアントから遠隔操作する仮想デスクトップの環境をクラウドサービスの形態で提供するサービス |
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VDI(デスクトップ仮想化)ソフト | VMware Horizon |
仮想デスクトップのタイプ | 社員ごとに独立した仮想マシンとクライアントOSを組み合わせた仮想デスクトップ (オプションで、Windows Serverを複数ユーザーで共有する使い方も可能) |
データセンター | 館林データセンター(群馬県館林市) 明石データセンター(兵庫県明石市) |
価格(税別) | 仮想デスクトップサービスは、初期費用が20万円から、利用料金が仮想デスクトップ20台で月額10万2000円から DR(災害時復旧)サービスは、初期費用が24万円から、利用料金が仮想デスクトップ60台で月額23万4000円から |
発表日 | 2016年3月31日 |
提供開始日 | 2016年4月1日(明石データセンター) |