ブラザー販売の「OmniJoin(オムニジョイン)」は、会議サーバー機能をクラウド型(SaaS型)で提供するWeb会議システムである。パソコン(Windows/Mac)やiOSデバイス(iPad/iPhone/iPod Touch)からWebアクセスを介して会議に参加する。会議端末には、プラグインを導入したWebブラウザー(Internet Explorer/Safari/Firefox/Chrome)やiOS向けの専用アプリケーション(OmniJoin)を利用する。
会議の目的に応じて、参加者のマイク機能や資料共有の方法を切り替えて運用できる。プリセットで4種類のモードを備える。(1)「ミーティング」モードは、全員の映像とマイクがONで、資料の共有は取材者のみ。(2)「グループディスカッション」は、全員の映像とマイクがONで、資料の共有も可能。(3)「プレゼンテーション」は、主催者のみ映像とマイクがONで、資料の共有も可能。(4)「映像主体の会議」は、映像のみのレイアウトで開始し、全員の映像とマイクがONで、資料の共有も可能。
主な特徴は、資料共有などの操作性に注力していることである。例えば、会議映像のほかにOffice文書などを会議の参加者と共有できる。映像や資料共有の画面は、大きさや位置などを自由にレイアウトできる。使用中にクリック/ドラッグ操作によって特定映像だけを抜き出して別ウィンドウ表示にする、といったこともできる。
マイクOFFのままでも発言の意思表示を主催者側に伝えられるように、挙手ボタンを備えている。セミナーや講演の目的でプレゼンテーションモードで使っている場合は雑音を防ぐためにマイク機能がOFFになるが、こうした場面でも挙手ボタンを押すことで発言の意思を伝えられる。
用途と機能 | Web会議システム | ||
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提供形態 | 会議サーバー機能をクラウド型(SaaS型)で提供 | ||
動作モード | ■ミーティング(全員の映像とマイクがONで、資料の共有は取材者のみ) ■グループディスカッション(全員の映像とマイクがONで、資料の共有も可能) ■プレゼンテーション(主催者のみ映像とマイクがONで、資料の共有も可能) ■映像主体の会議(映像のみのレイアウトで開始し、全員の映像とマイクがONで、資料の共有も可能) | ||
プラン | エコノミープラン | ビジネスプラン | ビジネスフレックスプラン |
プラン構成 | いずれのプランも、同時接続数に応じて3台、5台、10台の契約プランがある | ||
最大解像度 | 320×240ドット | 1280×720ドット | 1920×1080ドット |
同時開催会議 | 1会議 | 1会議 | 5会議 |
最大同時接続数 | 10台 | 150台 | 150台 |
価格(税別) | 同時接続3台で、月額9600円または年額9万6000円 | 同時接続10台で、月額3万4800円または年額34万8000円 | 同時接続10台で、月額4万5000円または年額45万円 |
発表日 | 2015年2月24日 | ||
出荷日 | 2015年2月24日 |