ヘッドウォータースの「クラウド型“顧客おもてなしサービス”」は、実店舗においてロボット型デバイスと人工知能(AI)を組み合わせた接客を可能にするサービスである。小売、飲食、サービス業などに向けて販売する。ロボットの調達から環境のセットアップ、テスト、保守などが含まれたサービス一式を、月額課金型のサブスクリプションモデルで提供する。ニーズに応じて機能を拡張できる。

クラウド型“顧客おもてなしサービス”の概要
クラウド型“顧客おもてなしサービス”の概要
(出所:日本マイクロソフト、ヘッドウォータース)
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 Microsoft AzureのAI機能「Cognitive Services」と、ヘッドウォータースが提供する、ロボット型デバイスを活用するためのクラウドサービス「SynApps(シナップス)」を統合したパッケージサービスである。実店舗において顧客との接点となるロボット型デバイスと、ロボットや各種センサーが収集したビッグデータを管理・分析する機能を提供する。

 具体的には、AI技術とロボット型デバイスを活用して顧客を顔認識し、自然言語による会話で接客する。センサーを活用して顧客の来店・退店を確認したり、指定した場所に滞在していることを確認したりする。ロボット型デバイスと連動した商品の注文と決済も行う。注文データなどをクラウドに蓄積して分析し、顧客に適したサービスを提示する。

 設置するロボット型デバイスは、小型ロボットから大型ロボットまで、業態に合わせて選択できる。店内にロボット型デバイスを設置できないケースに合わせた機能として、顧客のスマートフォン内で動作するロボットアプリの提供も予定する。

クラウド型“顧客おもてなしサービス”の概要
用途と機能実店舗において、ロボット型デバイスと人工知能(AI)を組み合わせた接客を可能にするサービス
対象ユーザー小売、飲食、サービス業など
提供内容ロボットの調達から環境のセットアップ、テスト、保守などが含まれたサービス一式を、月額課金型のサブスクリプションモデルで提供する
できることAI技術とロボット型デバイスを活用して顧客を顔認識し、自然言語による会話で接客する。センサーを活用して顧客の来店・退店を確認したり、指定した場所に滞在していることを確認したりする。ロボット型デバイスと連動した商品の注文と決済も行う。注文データなどをクラウドに蓄積して分析し、顧客に適したサービスを提示する
システム構成Microsoft AzureのAI機能「Cognitive Services」と、ヘッドウォータースが提供する、ロボット型デバイスを活用するためのクラウドサービス「SynApps」を統合したパッケージサービス。実店舗において顧客との接点となるロボット型デバイスと、ロボットや各種センサーが収集したビッグデータを管理・分析する機能を提供する
設置するロボット型デバイス小型ロボットから大型ロボットまで、業態に合わせて選択できる。店内にロボット型デバイスを設置できないケースに合わせた機能として、顧客のスマートフォン内で動作するロボットアプリの提供も予定する
価格(税別)月額3万円から
初期費用は不要
発表日2017年2月17日
提供開始日2017年2月17日