ユニアデックスの「DataOcean」は、センサーをIoT化するクラウドサービスである。センサーデータをクラウドで収集したり、クラウドからデバイスを操作したりできるようになる。センサーデバイスを開発するメーカーに向けて販売する。デバイス開発者は、センサーをIoT化して顧客に販売できるようになる。
クラウドで提供する機能は、「ユーザー管理」、「デバイス管理」、「収集・蓄積」、「監視・アクション」、「可視化・取得」、「遠隔操作」、「テナント管理機能」など。センサーデバイスとクラウドの通信には、IoTに適した軽量のメッセージ配信プロトコルであるMQTT(MQ Telemetry Transport)を使う。ネットワークには、ソラコムが提供するモバイル閉域網サービスを使う。
クラウドとMQTTで通信する機能は、Linux上で動作するC言語のライブラリとしてデバイス開発者に提供する。デバイス開発者は、このライブラリを使うことによって、クラウドと通信するアプリケーションを簡単に開発できる。センサーをつないだIoTゲートウエイ機器の上でアプリケーションを動作させることで、さまざまなセンサーをクラウドにつなげられるようになる。
クラウド上の各機能は、標準で提供するWebポータル画面から利用できる。さらに、クラウドの各機能を利用するためのWeb APIを公開しているので、デバイス開発者はデバイス管理用に独自のカスタマイズポータルを開発できる。
DataOceanの概要
用途と機能 | センサーをIoT化するクラウドサービス。センサーデータをクラウドで収集したり、クラウドからデバイスを操作したりできる。これによりデバイス開発者は、センサーをIoT化して顧客に販売できるようになる |
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対象ユーザー | センサーデバイスを開発するメーカー |
提供する機能 | ユーザー管理 デバイス管理 収集・蓄積 監視・アクション 可視化・取得 遠隔操作 テナント管理機能 など |
使い方 | 標準で提供するWebポータル画面を介して各機能を利用できる クラウドの各機能を利用するためのWeb APIも公開している(デバイス管理用に独自のカスタマイズポータルを開発できる) |
通信基盤 | センサーデバイスとクラウドの通信には、IoTに適した軽量のメッセージ配信プロトコルであるMQTT(MQ Telemetry Transport)を使う ネットワークには、ソラコムが提供するモバイル閉域網サービスを使う |
価格 | 基本料金とデバイス1台の利用料を合わせて月額数万円程度から デバイスが増えるごとに、デバイス当たり数千円程度が加算される 最低利用期間は1カ月 |
発表日 | 2017年1月18日 |
提供開始日 | 2017年1月18日 |