インターネットイニシアティブの「IIJセキュアWebゲートウェイサービス セキュアブラウジングオプション」は、Webコンテンツに含まれるスクリプトなどを除去することによってWebアクセスを介したマルウエア感染を防ぐサービスである。Webアクセスを安全にするWebプロキシーゲートウエイ機能をクラウドサービス型で提供する「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」のオプション機能として提供する。
元々のIIJセキュアWebゲートウェイサービスは、URLフィルタリングやウイルス対策などのセキュリティ機能に特化した、クラウド型で提供するWebプロキシーサーバーである。ユーザー企業は、Webアクセスの経路を、同サービスを利用するように設定することで、インターネットへのWebアクセスの危険性を減らすことができる。
マルウエア対策の一環として、米Menlo Securityが開発した技術で、Webコンテンツに含まれるコードを除去する機能をオプションとして利用できる。JavaやFlashのコンテンツや、JavaScriptを含んだWebページ、マクロを含んだOffice文書ファイルなどからコードを除去し、コードを含まないHTMLページとして閲覧できるようにする。
セキュアブラウジングオプションでは、ユーザーがアクセスしているWebコンテンツを、いったんクラウドにある仮想環境(コンテナ)上のWebブラウザーで実行して描画し、HTMLの描画情報だけをユーザーのWebブラウザーに送る仕組み。専用のWebブラウザーやソフトウエア、特別なプラグインなどをインストールする必要がなく、ユーザーは従来のWebブラウザーをそのまま利用できる。
用途と機能 | Webコンテンツに含まれるスクリプトなどを除去することによって、Webアクセスを介したマルウエア感染などを防ぐサービス |
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ライセンス形態 | Webアクセスを安全にするWebプロキシーゲートウエイ機能をクラウドサービス型で提供する「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」のオプション機能として提供する |
利用するセキュリティソフト | 米Menlo Securityが開発した、Webコンテンツに含まれるコードを除去するソフト。JavaやFlashのコンテンツや、JavaScriptを含んだWebページ、マクロを含んだOffice文書ファイルなどからコードを除去し、コードを含まないHTMLページとして閲覧できるようにする |
アーキテクチャ | ユーザーがアクセスしているWebコンテンツを、いったんクラウドにある仮想環境(コンテナ)上のWebブラウザーで実行して描画し、HTMLの描画情報だけをユーザーのWebブラウザーに送る仕組み。ユーザーは従来のWebブラウザーをそのまま利用できる |
価格 | アカウント数に応じた個別見積もり |
発表日 | 2017年1月16日 |
提供開始日 | 2017年1月16日 |