Plustek eScan A150の外観
Plustek eScan A150の外観
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 オーグの「Plustek eScan A150」は、ネットワークに接続するだけで単体でドキュメント(文書)スキャナー装置として動作する製品である。紙文書をデジタル化して取り込める。Android OSとタッチパネル付きディスプレイ搭載しており、別途パソコンを接続することなく単体で運用できる。タッチパネル操作でAndroidアプリケーションを操作する形になる。

 本体には、A4サイズの紙文書を50枚まで設置できるADF(原稿自動送り装置)と、7インチのタッチパネル付きスクリーンが備わっている。ADFに原稿をセットし、3ステップのタッチパネル操作で利用できる。(1)スキャンタイプの選択とスキャンボタンのタップ、(2)スキャン結果の確認、(3)保存先/送信先の選択、---である。

 光学解像度は、最大で600ドット/インチ。スキャンモードとスキャン速度は、A4サイズ、200ドット/インチの場合に、グレースケールで毎分20枚、白黒で毎分20枚、カラーで毎分5枚。一方、スキャン結果の保存先/送信先は、電子メールに添付して送信、FTP/クラウドサービスにファイル転送、スマートフォン/パソコンに送信、USB 2.0ポートを介してUSBストレージに保存、---などから選択できる。

 CPUは、Rockchip RK3188(1.6GHz動作の4コアCortex-A9とGPUを組み合わせたSoC)。ネットワーク接続機能は、有線LAN(RJ45コネクター)×1、および無線LAN(IEEE802.11g/n)。このほか、外部ストレージ接続用などのためにUSB 2.0ポートを1ポート備える。外形寸法は、幅318×奥行き170×高さ189ミリメートルで、重さは2.8キログラム。

Plustek eScan A150の概要
用途と機能単独で動作するネットワーク接続型のドキュメントスキャナー装置
稼働OSAndroid。UIはAndroidアプリケーションとして実装してあり、操作用にタッチパネルを備える
CPURockchip RK3188(1.6GHz動作の4コアCortex-A9とGPUを組み合わせたSoC)
ネットワーク接続機能有線LAN(RJ45コネクター)×1
無線LAN(IEEE802.11g/n)
I/OポートUSB 2.0×1(外部ストレージ接続用など)
外形寸法幅318×奥行き170×高さ189ミリメートル
重さ2.8キログラム
想定価格(税別)7万9800円前後
発表日2014年12月22日
出荷日2015年3月頃
備考発表日/出荷日と価格は国内販売代理店であるオーグのもの