画面●「サイボウズ Office 10.2」の画面例
画面●「サイボウズ Office 10.2」の画面例
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 サイボウズは2014年10月14日、グループウエアの最新バージョン「サイボウズ Office 10.2」を発表した。業務に合わせてアプリケーションを作成できる「カスタムアプリ」機能のデザイン表示などを強化した。パッケージ版は同日から提供開始し、クラウド版は10月12日付でアップデートを適用した。

 カスタムアプリは、カスタマイズ可能な簡易データベース機能で、「商談進捗管理」「クレーム管理」などの機能を簡単に作成できる。今回のバージョンアップでは、背景と罫線をアプリごとに設定できるようになり、各アプリを視覚的に判別できるようにした(画面)。また、カスタムアプリで項目行を固定してスクロールさせることが可能になり、使い勝手を向上した。

 このほかにも、スケジュール機能で予定メニューに指定できる色パターンの増加、掲示板やメッセージで特定ユーザーを都度宛先指定してコメント書き込み、電話メモの転送メールから登録ユーザーへの返信などの機能を追加した。

 価格(税別)は、従来版と変わらず、パッケージ版スタンダードコースが10ユーザー6万3800円から。カスタムアプリ利用可能なプレミアムコースが同8万2800円から。クラウド版がスタンダードコース1ユーザー月額500円から。プレミアムコースが同800円から。

 同時に、リマインダーアプリの最新バージョン「Cybozu Desktop バージョン2.0」正式版を公開した。会議予定や新着情報をデスクトップ上にポップアップ表示する。対応OSはWindows 7/8/8.1、Mac OS X 10.8。