ポータブルタイプの「LV-WX300」
ポータブルタイプの「LV-WX300」
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 キヤノンは、DLP方式プロジェクターのエントリーモデル4機種を2014年9月29日から順次発売する。ポータブルタイプが解像度WXGA(1280×800ドット)の「LV-WX300」とXGA(1024×768ドット)の「LV-X300」の2機種、短焦点タイプがWXGAの「LV-WX300ST」とXGAの「LV-X300ST」の2機種。いずれも価格はオープン。

 RGBの3原色にC(シアン)とY(イエロー)、白を加えた6色カラーホイールを採用。中間色の彩度を上げることで高画質な映像投写を可能にした。明るさは3000ルーメン、コントラスト比は2300対1。10Wのスピーカーを内蔵する。映像入力はアナログRGBが2系統、HDMIが1系統、Sビデオ、ビデオが各1系統。

 ポータブルタイプは光学1.1型ズームレンズを搭載し、60型~150型の投写に対応する。100型の投写距離は、LV-WX300が3.23~3.55m、LV-X300が3.78~4.15m。本体寸法は幅282×奥行き232×高さ115mm、重さは約2.5kg。予想実売価格(税別)は、LV-WX300が9万円前後、LV-X300が7万円前後。

 短焦点タイプは、LV-WX300STが1.05m、LV-X300STが1.23mの距離で100型の投写が可能。投写可能範囲は、LV-WX300STが70型~120型、LV-X300STが60型~120型。本体寸法は幅282×奥行き268×高さ118mm、重さは約2.8kg。予想実売価格は、LV-WX300STが10万円前後、LV-X300STが9万円前後。